工務店とハウスメーカー。
どちらの名前もよく聞くけれど、違いがいまいちわからないですよね。
あまり知らないと依頼するときも一苦労です。
工務店と言えば、地域に根付いた、安心安全、信頼できるお店。
ハウスメーカーと言えば、広告を大きく打ち出し、全国展開しているお店。
こういった印象がそれぞれにあるのではないでしょうか。
しかし、それ以上の違いがあまり分からない方も多いかと思います。
ここでは、それぞれの違いを細かくわかりやすく説明いたします。
□工務店とは
ハウスメーカーはよく広告が流れているため、知っている方も多いと思います。
しかし、工務店は言葉としてしか知らない人も多いのではないでしょうか。
工務店とは、地域に密着しているお店のことです。
小規模な会社で、その地域の施工を担当することが多いです。
工務店の中にも、中堅の会社では、ハウスメーカーのように展示場を設置し、営業にかなり力を入れています。
自社施工を売りに支店展開をしている工務店もあります。
□工務店とハウスメーカーの違い
*企業規模
工務店の場合、営業をする拠点を決め、施工を行うエリアを絞っています。
やはり、地域に密着したお店が多いです。
一方、ハウスメーカーは全国展開しており、支社支店を大規模な範囲に設けています。
*施工の質
工務店の場合、工務店によって質が異なることがあります。
良い工務店を選ぶ必要があります。
選び方にもコツがあります。
そのかわり、質の良い工務店はかなり熟練した技術を持っています。
ハウスメーカーでは、工場出荷した部品を利用するので、仕上がりの質にばらつきはあまり出ません。
*施工期間
標準的な住宅を検討される場合、工務店では約4ヶ月から5ヶ月。
ハウスメーカーでは約3.5ヶ月。
やはり、工場で材木加工しているため、早さはハウスメーカーの方が早いですね。
一方、工務店は現場で作業を行うことが大半なので、臨機応変に対応しながらになるので少し時間がかかってしまいます。
□まとめ
工務店とハウスメーカーはそれぞれ規模が違うので、対応にも差が出てきます。
早さと実績を確実にとるならば、ハウスメーカー。
時間をかけて納得のいく良い住宅を作り上げたい、親身になってほしい場合は、工務店。
まとめると、このような違いがあるでしょう。
ご自身のニーズに合わせて、決めてみるのが良いでしょう。
住宅は生活の質に直結してきます。
工務店と、ハウスメーカーの両方の話を聞いてみて、よく考えて選ぶようにしましょう。