最近、地震が頻繁に起こっています。
2011年には東日本大震災。
2016年、熊本地震。
この他にも被害のたくさん出た地震が多く発生しています。
あなたのご家庭も被害を最小限に抑えるために耐震リフォームを考えておく必要があるのではないでしょうか?
しかし、耐震のリフォームでもなにをしたらいいか分からない。
工務店の人の話を、知識を持った状態で聞きたい。
そこで、耐震のためにはなにが必要かを解説させていただきます。
□耐震とは
主に柱や壁を補強して、揺れを抑えます。
大地震が来ても、建物の倒壊を防ぐことができるメリットがあります。
どこを補強するかで耐震の強度が変わってきます。
□耐震の例
*基盤の増強
家の基盤に無筋コンクリートが採用されていることがあります。
その場合、一部が崩れてしまうと家全体の倒壊につながってしまいます。
築年数が長いと、無筋コンクリートとなっている場合が多いため、すぐに確認してみましょう。
耐震の方法には、コンクリートによって、独立した基礎を一体化させる方法がとられることが多いです。
*壁の補強
今ある壁を増強する場合と、新たな壁を作る場合があります。
壁の枠組みの、縦横の柱でできた四角形の部分に、バツ印を描くようにブレースという補強材を設置します。
同じように、バツ印を描くよう補強材を配置し、その上からより強固な壁を設置する方法もあります。
工事には時間がかかることがあります。
しかし、その分頑丈な、崩れにくい壁になります。
*腐食の除去
湿気やシロアリにより、柱や土台がダメージを受けて、腐食していることがあります。
これを取り除き、新たな木材で補強します。
*固定
柱が抜けたり、ゆがんだりしないように、金物を取り付けて、固定します。
これにより、柱や土台が補強されます。
□優先順位
すべて耐震にリフォームすることが最適です。
しかし、予算の関係からもすべて行うことができない場合もあります。
そこで、するべきリフォームの優先順位を考えると良いでしょう。
1、 土台・柱の腐食除去
2、 壁の補強
3、 耐震用の金具による、土台・柱の固定
これに加え、建物自体が古い場合、基礎の状況についても相談してみてください。
□まとめ
耐震のリフォームの確認すべき点は以上の通りです。
今後地震への対策ができていないと、大きな被害を受けてしまいます。
地震も増えてきているので、しっかりと耐震リフォームしておくと良いでしょう。
また、一度自分の家がどのような状態かもチェックしてみてください。
当てはまる項目があれば、耐震のリフォームが必要になることもあります。
ぜひここで得た知識を踏まえて、ご相談してみてください。