建築コラム

浴室リフォームの際に知っておきたい二つの工法の違い

浴室リフォームを検討されている方はいらっしゃいませんか?
「浴室リフォームには工法が2つあるらしいが、その違いがわからない」
「どの工法がおすすめなのか知りたい」
こうお考えの方もいらっしゃるはずです。
そこで今回は、浴室リフォームの2つの工法の違いを解説します。

□ユニットバス


ユニットバスとは、天井、床、浴槽、壁が一体化している浴室のことです。
ユニットバスというと、浴室とトイレがいっしょになったものをイメージされる方も多いですが、本来の意味は、浴室の設備が全て一体化しているものを指します。

*特徴


ユニットバスには、保温性が高いという特徴があります。
ユニットバスは、その構造上、箱型の建材で浴室を囲むことになります。
そのため、浴室の温度を温かいまま保つことができ、冬でも快適にお風呂に入れるはずです。
また、ユニットバスは、工期が比較的短くて済みます。
あらかじめ規格化されたものを運びこんで浴室で組み立てるだけなので、作業が効率よく進むのです。
ユニットバスのリフォームは、通常は3日ほど、長くても5日で完了します。

*デメリット


ユニットバスの欠点としては、デザインの自由度が低いことがあります。
ユニットバスは、浴室全体をセットで販売しているため、自分の思い通りに浴室をデザインすることは難しいです。
また、住宅の浴室のサイズに合うユニットバスがなければ、ユニットバスを導入できません。

*費用


ユニットバスにリフォームする費用は、本体価格と工事費用を含めて、一般的な性能のもので50万円から80万円ほど、高性能なもので100万円から120万円ほどの費用がかかります。

□在来工法


在来工法とは、日本で昔から行われてきた工法で、浴室に防水工事をしてタイルやモルタルを貼る工法です。

*特徴


在来工法の特徴は、デザインの自由度が高く、変わった形の浴室にも対応できることです。
在来工法は、使用するタイルやモルタルを自分の好きなように選べますし、使用する建材を1枚1枚手で貼っていくため、間取りが一般的でなく、ユニットバスを導入できない浴室でも工事ができます。
そのため、自分のこだわりを発揮した、世界で1つだけの浴室をつくることができます。

*デメリット


在来工法は、防水した部分が劣化したとき水漏れが発生し、最悪の場合、浴室が腐食してしまう可能性があります。

*費用


一般的なものでは、100万円から150万円ほどで、こだわりをもってつくった場合は200万円ほどの費用がかかります。

□まとめ


今回は、浴室リフォームの2つの工法の違いをお伝えしました。
今回お伝えした情報を参考に、浴室リフォームをしてみてください。
また、浴室リフォームに関するご相談があれば、ぜひお気軽に当社までご連絡ください。

  • 住まいのことは何でもお気軽にご相談ください 電話番号:0847-51-3154
  • 無料お見積り
  • facebook