建築コラム

注文住宅を建てる際に知っておきたい、耐震性を高める方法

社会に出て会社等で一生懸命働き、結婚して家族を作り、それなりの年齢になってくると賃貸でなくマイホームを持ちたいという気持ちが出てくるものです。

マイホームを持つと言っても一戸建て住宅もありますし、マンション等もあります。

それらには中古もありますし、新築もあります。

それぞれの組み合わせで価格が変わってきますが、いずれも大きな買い物になることは間違いないでしょう。

 

ところで、一戸建て住宅には分譲住宅や注文住宅等がありますが、一般的に注文住宅になると分譲住宅よりも値段が高くなります。

ですが、マイホームを持つことは一生に一度となることが多いゆえに、頑張って注文住宅にしようと考える人も居られるでしょう。

 

そもそも注文住宅とはどういったものかと言うと、建築主(自分や家族等)の想いや計画を反映させて建てる住宅のことで、例えば自分の好みのものを専門的に扱っているところに作ってもらうことを「オーダーメイド」と呼ぶこともありますが、これもまさにオーダーメイドで作る住宅なのです。

自分の心の中にある、かつて憧れたような家の外観や間取り、それに内装等を反映させたり、家族の希望を取り入れることも出来ます。

とことん考えれば、住みやすくて使いやすい、そしていつまでも家族を守ってくれる住宅になるでしょう。

 

さて、日本は地震大国とも呼ばれています。

それゆえに家の耐震性を高めておくことは必須です。

注文住宅では先ほどの希望をふんだんに取り入れることが出来ますが、耐震性も考えておかなければ巨大地震が来た時に耐えられないかもしれません。

せっかくいいものを手に入れたのに残念なことにもなりかねません。

 

もちろん現代では耐震性を考えずに注文通りに施工をする建築会社はないでしょう。

耐震性に問題があれば何らかの提案がなされたり、少なくとも最低限耐えられるような強度にするはずです。

ですが、大切なマイホームですから、建築主から耐震性を高める注文も入れてみるのもいいかもしれません。

 

地震では縦揺れや横揺れ等大小様々な揺れが発生します。

それに耐えるには丈夫にしておくことが大切ですが、そうするには柱を強くする方法と壁を強くする方法があります。

柱の材質には鉄骨やRC(鉄筋コンクリート)、木材がありますが、それぞれで強度が異なります。

また柱が極端に少なくなると弱くなるので、その数も大切です。

 

色々な工法がありますが、専門的な知識がなければわからないところもありますし、出来上がってから耐震性が低いとわかれば、不安を抱えて暮らすことになるので、建築会社に相談して提案を受け、地震に強い住宅にしていくことが重要になります。

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