建築コラム

注文住宅をお考えの方へ、開放感を高めるコツって?

注文住宅のメリットは自由度が高い点です。

分譲住宅とはちがい、室内の間取りなどをオーダーメイドする事が出来ます。

既存の住宅にはない開放感を工夫次第で作り出せるのが特長です。

そのコツですが、まず最初に天井を平均的な水準よりも高くする方法があります。

大型ショッピングモールなどに出かけた時、なんとなく開放感を感じる事があるでしょう。

その理由は天井が非常に高く、場所によっては吹き抜けになっている事にあります。

 

注文住宅なら天井の高さも自由に決められますし、必要に応じてリビングや玄関だけを吹き抜けの構造にする事も可能です。

空間を贅沢に使う事で個人宅でも、ショッピングモールのような開放感が上手く演出出来ます。

建物自体は一階建てでも、居住空間を贅沢に設ける事で実質に二階建てのような空間を生み出せば、開放感が抜群に生まれるのです。

 

次にリビングや個人の部屋といった、いわゆる暮らす上で特に長く利用する部屋の間取りを贅沢に設計するのもコツとなります。

分譲住宅の場合、元々の敷地面積を部屋数で割ったような、どの部屋も平均的な広さになる事が多いです。

一方で注文住宅は住まいのオーダーメイドであり、書斎はコンパクトサイズにしてリビングは平均的な広さの二倍、個人の寝室も1.5倍程度にする等、細かい依頼が実現します。

 

リビングは家族団らんの場所であり、空間的な広さを設けた方が開放感が増し、柱や壁なども最小限にすれば更に広さを体感出来ます。

来客をもてなす場所でもあり、住まい空間の中でも最も広さを優先的に確保したいところです。

またシンプルな長方形の間取りにするのが開放感が得る上で最もベストです。

無駄なく敷地の面積を使う事ができ、洋風の家具も違和感なく設置出来るので現代的なライフスタイルに最適です。

 

次に室内のカラーリングもまた開放感を高める上で大切となります。

いわゆる濃い色の壁紙や床材は重厚で荘厳な印象を演出するのに最適ですが、開放感は得づらいです。

書斎やトイレ等、そういった感覚が要らない場所にはベストですが、リビングや寝室や客間などは、薄くて淡い系統のカラーがオススメです。

明るい素材や色彩をメインにする事で、体感的に広さを実感しやすくなり、実際に光が上手く使える事もあり、明るい系統で壁紙や床材を統一する事で実際の間取り以上に開放的な気分が味わえます。

 

窓を大きく広く設ける事で太陽光が室内に差し込みやすくなり、それによって更に明るい壁紙等に光を与え、より体感的な広さを増幅させるというコツも効果的、お洒落なショッピングモールなどもこのデザインが実は採用されています。

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