建築コラム

付き合いたくない工務店が営業に、効果的な断り方って?

多くの工務店は誠実な形で営業活動を行っています。無理なリフォーム工事を迫る事はありません。顧客のもとに押し寄せて不安を煽って不要な工事やメンテナンスを強いる事はありませんが、ごくごく一部にやや強引な営業活動をする専門業者があるのも事実です。もし付き合いたくない工務店が営業に来たら、どうすべきか今から不安に感じている方々もいらっしゃるかもしれません。

 

基本的には他の会社のセールスと同じ断り方でOKです。例えば、営業の電話が自宅にかかってきた場合ですが、相手が軽妙なセールストークを話す前に、適当な理由を作って受話器を置く事です。月並みですが「これから急ぎの用事で外出するので、電話は続けられない」といった趣旨でそれとなく断るのが良いでしょう。他にも「手が離せない仕事をしているので」や「これから子どもの送り迎えがあるので」といった断り方もオススメです。ポイントは強引に受話器を置くのではなく、話が続けられない旨をやんわりと伝える事です。

 

セールスの断り方で良くないのは感情的に怒鳴る事、突然通話を切る事で、たとえ若干強引なスタッフだったとしても、大声で怒鳴りつけたり不躾に切ると、それだけで悪い印象を与えてしまいます。

 

次にリアルで工務店のスタッフからリフォーム工事のお誘いを受けた時の断り方ですが、対面の場合は適当な理由を作って、その場から離れるのが案外難しいです。その場合の対応ですが、まずは明確にリフォーム工事の意志はない事を口頭で伝えましょう。曖昧な返事だと自分の気持ちが伝わり難く、セールストークが続きます。

 

良い断り方として、費用がないと口頭でそれとなく伝えるのも効果的です。「子どもの進学にお金がかかるので」や「医療や介護の費用がかかるので」といった風に、重要な内容にお金が多く必要なので、住まいのメンテナンスに充てる余裕がない、こういった意図を伝えれば営業マンの目線からも、この顧客にセールスをしても効果がない、と分かります。

 

他の方法としては、別の専門業者に既に決めていると告げるのも効果的です。強気なスタッフの場合、根掘り葉掘り自宅の様子を矢継ぎ早に質問してきます。その時、うっかりと自宅が建てられてから随分と経過している事を言ってしまうと、相手はその部分を突いて、色々な部分のリフォーム工事を提案していきます。言い訳が難しい状態になった時は、リフォームの意図は固めているが既に別の専門業者と相談を進めると告げれば、やんわりと断れます。いずれの場合も基本は紳士的な対応を崩さない事が大事です。

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