「毎日使うキッチンをリフォームして、より快適に家事をしたい」
と考えている方は多いのではないでしょうか。
しかし、キッチンリフォームに失敗してしまう方は意外と多いのです。
そこで今回は、キッチンリフォームでありがちな失敗例と、それを防ぐための注意点をご紹介します。
□失敗例1:「大きなシンクをつけたら、調理スペースがなくなってしまった」
料理をするのは好きだけれど、そのあとの洗い物が面倒だ、なんて方は多いのではないでしょうか。
その洗い物を楽にする方法の1つとして挙げられるのが、シンクを大きくすることです。
大きなシンクにすれば、大きな鍋や大量の食器もスムーズに洗えたり、シンクの中に水切りかごを置けたりというメリットがあります。
しかし、ここで注意しなくてはならないのが、大きなシンクにすればするほど、調理スペースが狭くなってしまうということです。
調理スペースが狭くなると、まな板を置くスペースがないなど、調理がしにくくなってしまいます。
シンクの大きさを決める際は、調理スペースを確保できているか、考えなくてはなりません。
□失敗例2:「見た目にばかりこだわってしまった」
見た目や憧れだけでキッチンリフォームを行ってしまうと、いざ生活してみてからその欠点を感じることが少なくありません。
以下にその例を挙げます。
*アイランドキッチンは周りからの視線が気になる
おしゃれで開放感もあるアイランドキッチンに憧れる方は多いのではないでしょうか。
しかし、開放感があると同時に、周囲から丸見えであることに気をつけなくてはなりません。
人によっては、調理時に常に周りから見られることをストレスに感じてしまいます。
さらには、来客が来たときなど、少しの汚れでも目立ってしまうため、常に綺麗にしておく必要があり、そのこともストレスを感じる一因となることがあります。
*対面キッチンは、通常よりも広いスペースが必要
対面キッチンにすることによって、調理中も、家族と同じ空間を共有することができます。
特に子どもがいる家庭では、常に子どもを見守りたいとの考えから、対面キッチンにする方は多いです。
しかし、対面キッチンは、通常のキッチンよりも広いスペースを必要とします。
そのため、無理に対面キッチンにしてしまうと、通路が狭くなってしまい、調理時に不便を感じてしまいかねません。
このような失敗を防ぐためには、見た目や憧れだけではなく、実際に生活したときのことを想像することが必要です。
以上、キッチンリフォームでありがちな失敗例と、それを防ぐための注意点を、いくつかご紹介しました。
せっかくお金と手間をかけてリフォームをするのに、失敗してしまってはそれらが無駄になってしまいます。
上記で述べた注意点を意識して、満足のいくリフォームを実現してみてはいかがでしょうか。