新築で家を建てようと考えている方の中には、自由度の高い注文住宅を建てて、自分仕様の家に住みたいと考えている方は多いのではないでしょうか。
そんなみなさんが、満足のいく注文住宅を建てるためには、まずは自分に合った工務店を選ぶことが必要不可欠です。
そこで今回は、注文住宅の建築を依頼する工務店を選ぶための基準を、わかりやすくご紹介します。
□基準1:「明確なこだわりや、得意分野があるか」
家づくりに真剣に向き合っている工務店には必ず、家づくりに対しての明確なこだわりや、それと関連して、自社が得意とする分野があるものです。
例えば、日本古来の木造住宅にこだわる工務店や、バリアフリー設計を得意とする工務店などがあります。
注文住宅建設を依頼する際には、そういったこだわりや得意分野を把握して、自らの求める住宅と、その工務店があっているかどうかを、見極めることが重要です。
□基準2:「自社施工かどうか」
工務店の中には、実際の工事を一部または全て下請け業社に依頼するところと、全ての工事を自社施工で行うところが存在します。
下請け業社に依頼する場合、下請け業社の利益の分だけ、顧客が払う建設費が高くなってしまいます。
さらには、住宅に欠陥があった場合、その責任の所在が受注業社と下請け業社のどちらにあるのかで、トラブルになってしまうことも少なくありません。
一方で自社施工の場合は、完成度の高い工事を、比較的安い建設費で行ってもらえるのです。
□基準3:「親身に相談に乗ってくれるか」
注文住宅にするメリットは、自分の要望をそのまま住宅に反映させられることです。
それにも関わらず、業者が自分の要望を聞かずに提案ばかりしてくるのでは、注文住宅にした意味がなくなってしまいます。
そのため、満足のいく注文住宅を建てるためには、自分の要望を親身に聞き入れてくれる業者を選ぶことが重要です。
□上記の基準を踏まえて、複数の工務店に相談する
より自分に合った業者を選ぶためには、複数の工務店に見積もりを依頼し、それらを比較検討することが必要不可欠です。
ただし、その際に、無理な価格競争を煽らないように注意しましょう。
以上、注文住宅の建築を依頼する工務店を選ぶための基準をご紹介しました。
注文住宅の建築は、工務店と協力して、長い時間をかけて行うものです。
上記の基準を把握したうえで、自分に合った工務店を選び、満足のいく注文住宅を手に入れてはいかがでしょうか。