建築コラム

注文住宅で失敗しないために事前に考えておくべきことを紹介

注文住宅の建設を考えて貯金をしている方や、ある程度のお金が貯まったため、いざ注文住宅を建設しようと考えている方は、多いのではないでしょうか。
しかし、注文住宅の建設をしても、失敗してしまう方が少なくありません。
そこで今回は、これから注文住宅を建設する方にむけて、失敗しないために把握しておくべき注意点をご紹介します。


□注意点1:収納スペースは確保できているか
設計段階で意外と見落としがちなのが、収納スペースの広さです。
実際に生活してみてから、収納スペースが足りず、目に見えるところに荷物を置かざるを得ないことに気づき、後悔してしまう方は少なくありません。
また、収納スペースは広さだけでなく、位置も大切です。
道具を大量にしまえる収納があっても、それらの道具を使う場所から離れていれば、不便を感じてしまいます。
設計段階で、実際に生活してからのことを想像して、収納の位置やスペースをじっくり考えることが重要です。

□注意点2:家事動線を考慮しているか
家事動線とは、家事をする際の人の動きを可視化した線のことです。
家事動線を考えずに設計すると、家事の効率が低くなってしまいかねません。
例として、洗濯について考えてみます。
洗濯をする場所(多くは洗面所)と、洗濯物を干す場所、服を収納する場所が離れていると、それぞれの作業をする度に長い距離を移動する必要があり、余計な労力がかかってしまいます。
設計段階で家事動線を考慮することによって、それら3つの場所を近くして、家事効率を上げることができるのです。

□注意点3:将来のことを考えているか
現時点では最適な設計をしていても、将来的に最適な設計は大きく変わってしまうことがあります。
例えば、高齢の両親と同居することになれば、手すりをつけたり、段差をなくしたりする必要があります。
その他にも、子どもが生まれたり、その子どもが成長したりと、家族のライフスタイルが変わるタイミングは多くあります。
そういった家庭の状況が変わるタイミングごとにリフォームをするのでは、とてつもない費用や手間がかかってしまいます。
そのようなことを防ぐためには、リフォーム段階で、将来のことをできる限り考慮しなくてはなりません。


以上、注文住宅建設で失敗しないための注意点をご紹介しました。
失敗してしまっては、それまでかけた時間や労力が無駄になってしまいます。
上記で述べた注意点を事前に把握した上で、満足のいく注文住宅を建設して、理想の住環境を実現させてみてはいかがでしょうか。

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