「注文住宅は自分で間取りやデザインを決められるのか。魅力的だけれども、建ててから後悔したくないなあ…」
自分自身でつくりだすことのできる自由さがある一方で後悔もよく聞かれる注文住宅、
建てたあとも納得した状態で住み続けたいものですようね。
そこで今回は、注文住宅においてよくある失敗についてご紹介いたします。
□注文住宅における失敗
*「収納のことを考えていなかった。ものの置き場がない…」
注文住宅に関連した失敗として最も多く挙げられる事柄の一つが収納に関するものです。
自由に間取りを考えられるということで、部屋の大きさや他の部屋との行き来といった動線の面はよく考慮されるのですが、
収納のことまで想像するのは難しいのかもしれません。
せっかく広々とした空間にしてももので散らかってしまうと落ち着きのない屋内になってしまいますよね。
それぞれの部屋の間取りを考える際には、そこで使うもののうち片付けておきたいものが何なのかを想像して、
充分に収納できる程度の空間が用意されているかも検討してみましょう。
*「好きな色にしてみたけれども、意外と目立つなあ。何か恥ずかしい…」
注文住宅は内部だけではなく外観も自由に決めることができます。
そこで外壁や屋根あるいは窓の位置にも工夫が見受けられるわけですが、あまりにも個性的になると目立ってしまいます。
特に色については、景観に関する条例があるところはもちろんですが、
そうでなくても周りの風景から浮きすぎないように考慮することが大切になります。
住宅を見せる部分となりますので、外から見ても違和感のないようなデザインを心がけましょう。
*「コンセントが足りない。コードは邪魔になるし…」
かつてはコンセントは一部屋に一つで十分とされていましたが、最近の住宅では使う家電も増えてきていますし、
PCやスマートフォンなどを充電する機会も多くなりましたよね。
コンセントが足りないのは意外と不便であり、コードで取り繕うとすると足場が悪くなってしまいます。
それぞれの部屋において、どの程度コンセントを使う場面があるのかということと、
どの場所にあると良いかという観点で配線やコンセントの意図を考えてみましょう。
□最後に
今回は、注文住宅を建てる上でよくある失敗について、収納の面と外観の面についてご紹介いたしました。
実物がないので難しいですが、生活するにあたって困ることがないかを想像して設計を進めていきましょう。