「注文住宅を建てて、これまでよりも快適な暮らしを送りたい。間取りでできる工夫は何かあるのかな?」
自分ならではの想いを形にできる注文住宅、見た目にとどまらず生活している中で楽しくなっていくような機能面に優れた住まいにしたいですよね。
今回は、住宅の快適性を満たすために間取りで工夫できることについてご紹介いたします。
□注文住宅をより快適に、間取りを考える際のポイントについて
間取りを考える際の工夫には様々ありますが、その中でも快適さに影響する三つの観点についてお話しいたしましょう。
*音を考慮した間取りの配置を
生活していくにおいて切り離せない音の問題は、二つの観点のどちらを重視するかで間取りの配置が変わってきます。
一つ目は、受ける音に影響されたくない場合です。
寝室やリビングに上部から大きな音が聞こえてくるあるいは外の音が入ってくると落ち着いて過ごせませんよね。
こういったときには音をなるべく気にしたくない部屋を音の出る場所からなるべく遠ざけて配置することを優先させましょう。
二つ目は、音が出ることを気にしたくない場合です。
電気機器は音が出るものも最近増えてきていますし、リビングなどで談笑することもあるかもしれません。
そういった生活音が外に漏れだすことが気になるという方は、
電気機器を多く使用する部屋・リビング・子供部屋など比較的生活音の大きい箇所を道路や隣家と接近する場所からなるべく遠ざけるという工夫をお勧めいたします。
*空気の流れを意識してみましょう
空気は家の中を対流するものです。
料理で生じた臭いが上の部屋まで上がってくることは場合によっては息苦しさを感じるかもしれません。
その他にも臭いの出る部屋というのはいくつかありますので、
その空気をどのように遮断して排出するのかということを踏まえて間取りを考えていくのも一つの方法でしょう。
*部屋を広く使うコツって?
間取りを考えているときには広く感じていてもいざ住んでみると狭苦しさを感じ弦こともしばしばあります。
それを避ける工夫としてお勧めなのは、できるだけ仕切りを作らないということです。
リビングと部屋の間にある仕切りをなくすあるいは状況によって開け閉めができるように工夫することで、
空間全体が広く見えてきますし、実際に広い分だけ柔軟に使うこともできます。
空間をなるべく有効に利用したいという場合には、つなげても問題のない部屋を隣接させるような間取りを意識して設計すると良いでしょう。
□最後に
今回は、注文住宅においてできる間取りの考え方についてご紹介いたしました。