「住宅を建てる時にはお金の心配がないようにしておきたい。
住宅ローンにはどのような種類があるのだろう?」
注文住宅を建てる際には住宅ローンを利用することを検討されている方もいらっしゃるかもしれませんが、
住宅ローンといっても一通りでないのはご存知ですか?
今回は、住宅ローンの種類についてご紹介いたします。
□住宅ローンの種類
住宅ローンには、金利・返済方法・担保の有無などによって分類されます。
それぞれについて見ていきましょう。
*金利
金利というのは、住宅ローンとして借り入れた元金に対して利息として追加で支払う金額の割合のことを指します。
この金利は常に変動していることをご存知でしょうか?
通常はその時点において設定されている金利で計算した分の利息を支払っていくことになりますが、
変動という不確実性をなくし、最初の時点での金利を支払い続けることにしたものを固定金利型と呼びます。
返済の計画が立てやすくなり、変動による金利の上昇も心配する必要がありません。
これに対して、通常通りに変動する金利に合わせて支払いを行うものを変動金利型と言います。
この中間のようなものとして、最初は固定で一定期間後に変動に切り替えるという型もございます。
*返済方法
住宅ローンを借りると考えなければならない のがどのように返済していくかということですよね。
返済方法としては元利均等返済と元金均等返済という二種類があります。
元利均等返済というのは、支払額が一定になっている返済方法のことで、
毎月の負担が変わらず支払いの計画が立てやすいという点がメリットです。
一方で元金均等返済というのは、借入れ部分に該当する元金の支払いが一定となり、
利息が多いうちは負担になりますが徐々に軽減されていって、期間としてもより短くなることが利点として挙げられます。
*担保の有無
担保というのは、もしも返済ができなかった場合に所有権がなくなることで支払いを行ったこととする物品を指します。
借りたお金は決められた期限のうちに返済するのが当然ではあるのですが、
借り入れをする多くは資金不足によるものということでリスクを取ってこういった代わりのものを預かっておくというケースも多いのです。
この担保を必要するかどうかでもローンの種類を分けることができます。
□最後に
今回は、住宅ローンの種類についてご紹介いたしました。
金利の型・返済方法・担保の有無などの観点で大きく変わってきますので、
注文住宅を建てて借り入れを検討する際にはしっかりと見ておきましょう。