建築コラム

注文住宅で建てる家、ベランダでできる工夫をご紹介

「注文住宅にするのであれば、細部まで納得のいくものにしたいなあ。そういえば、ベランダはどうしよう?」
単に洗濯物を干すだけに使っているではもったいないとお思いの方もいらっしゃるかもしれません。
自由に設計できる注文住宅だからこそ、ベランダもご自身の想いが詰まった形にしたいですよね。
そこで今回は、ベランダにおいてできる工夫を四つほどご紹介いたします。

□ベランダをより良い場所へ、おすすめの工夫
*遮るものを取り入れる
ベランダは日光を浴びる場所としては向いていますが、あまりにも光量が多いとまぶしかったり暑かったりするかもしれません。
また、外部からの視線は気になるものですよね。
思う存分ベランダでの時間を保つためには遮るものを取り入れて、太陽光や外部からの目の影響が生じないように工夫していきましょう。

*床材や置く物にもひと工夫を
ベランダの床というとどのようなものを想像しますか?
通常ですとタイルのようなものを敷き詰めて、外に出るという感覚でスリッパなどを履きますよね。
ただこれが意外と面倒になるもので、素材を木などの屋内の床に近づけたものにするだけで、
家の中の部屋と一続きの空間としてベランダを捉えることができます。
また、インテリアや植物を置くことで生活感のある場所づくりをされても良いでしょう。

*照明を有効活用する
ベランダというと衣類や布団を干したりするところで、何か活動するにおいても昼に使う印象があることでしょう。
夜になると放置されている空間があるのは機会損失という観点でもったいないものです。
ベランダという場所を取り入れるのであれば暗い時間も有効利用したいですよね。
今では太陽電池や乾電池を使った照明もありますので、機器のみを設置すれば昼とはまた違ったおしゃれな空間が演出できますよ。

*収納場所の確保
注文住宅においてよくある失敗として収納場所をあまり考えていなかったということが挙げられます。
自分自身の想い通りに間取りを実現できるからこそついつい意識が薄くなってしまう収納の観点、
ベランダをうまく使うためにはそれなりの物品が必要ですので、どこに片付けるかということも考えておくことが大切です。

□最後に
今回は、注文住宅の設計においてベランダでできる工夫をご紹介いたしました。
置物や照明などにも気を遣うと、単なる物干しではない多様な使い方が見えてきませんか?
様々な工夫を凝らして、ベランダを楽しめる空間にしていきましょう。

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