建築コラム

トイレリフォームをDIYする際に注意点についてご紹介

傷んできたのでリフォームしたいけれどお金がかかるからなんとか自分で工事できないだろうか…

長年の使用でトイレが汚れたり、使い勝手が悪く感じてリフォームの必要性を感じることも少なくないでしょう。
しかし、トイレリフォームもただではありません。
出費を抑えたい、と思われる方も多いのではないでしょうか?

実はトイレリフォームもご自身でできるのです。
しかし、いつくか注意すべき点があります。
今回はトイレリフォーム、特に便器をDIYで交換する際の注意点についてご紹介します。

□トイレの便器をDIYで交換する場合の注意点
トイレリフォームを行う際に、変えたい!!と希望されるのが多い部分の一つが便器です。
便器交換を業者に依頼した際には10万円以上の費用がかかるでしょう。
しかし、ご自身で工事をすると材料費のみ、7万円程度で工事が可能です。

*水抜き
まず、工事をするためにトイレの水抜きを行います。

そのため、
・濡れてもよい動きやすい服装で作業を行う
・抜いた水を入れる大きな容器を容易する、水を捨てるまでの道のりを確保しておく
ことが重要です。

トイレの水を止めた後に「手動」で水を抜きます。
タンクの中と便器の水を手動で取り除く必要があります。
水が用意した容器より多いと水抜きが完了せず作業ができません。

また、水抜きができても、大きな容器にすべての水を入れてしまったため容器が持ち上げれない、ということもあります。
最終的に捨てることを考えて持ち上げられる程度の大きなの容器、捨てる場所までの動線を確保しておきましょう。

*排水管の養生
便器を取り外すと排水管から臭気がします。
この臭気の中作業を続けるのは中々つらいです。
次の工程の前に排水管を養生テープなどで蓋をし、臭気対策をするとよいでしょう。

*新しい便器の選び方
古い便器を取り外したら排水管から壁までの距離を測りましょう。
この距離によって新しい便器の種類が決まります。

1995年以降に建築された建物の場合、排水芯から壁の距離は200mmで統一されているため、新型の便器は壁から排水芯までの距離が200mmで設計されています。
そのため、古い住宅で壁と排水芯の距離が2000mmより離れている場合、通常の便器では取り付けが不可能です。
リフォーム用トイレという距離の変更が可能な便器を購入してください。

□最後に
一見専門業者に頼まないと不可能に思える便器交換もご自身で行うことが可能です。
ぜひ今回の記事をご参考にご検討ください。
しかし、便器を取り外して土台が傷んでいるなどの問題が発見される可能性も十分にあり得ます。
DIYになれていない方、住宅が古く問題を他に抱えている方は専門業者に依頼されることをおすすめいたします。

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