キッチン回りリフォームして間取り変更をけれど…どういう風に変更すればいいの?
10年も経つとご家庭の生活習慣が変化し、新しい習慣に合致した住宅に作り替えたくなるでしょう。
キッチンは使用頻度がたいへん高くリフォームを希望される方がたくさんいらっしゃいます。
しかし水や電気通っているため大掛かりなリフォームは手間がかかります。
間取りを工夫することでリフォーム代金を節約できるのです。
今回はキッチンリフォームする際知っておきたい間取りの考え方についてご紹介します。
□手間とお金のかかる間取り変更の事例
キッチンのリフォームを行う際、間取り変更でよくある事例がキッチンの移動と壁の撤去です。
*キッチンの移動
リフォームの際にキッチンを壁付キッチンから対面キッチンに変更される方が大勢いらっしゃいます。
キッチンの変更に伴いキッチンの場所の移動を希望される方が多数です。
しかし、配管や電気配線を動かす必要があるため手間と費用がかかります。
*壁の撤去
LDKにある壁を取り払うことも希望の多いリフォーム内容となっています。
壁をなくすことで同じ面積であっても部屋が広く、解放的な印象を与えます。
また、動線も確保できるため実用面でも有効なリフォーム方法です。
しかし、これらのLDKにある壁は建物を支える重要な耐力壁である可能性がとても高いです。
家の構造には柱と柱で家支える構造と、壁と壁で家を支える構造の大きく2つに別れます。
柱で家支えているタイプの住宅は壁を取り払うことも比較的容易にできますが壁で支えるタイプの住宅は壁が住宅の耐震性の基盤となっているため、中々取り払うことは困難です。
補修工事によってある程度撤去することは可能ですが耐力壁は残ってしまいいます。
耐力壁を取り払ってしまうと住宅の強度が損なわれてしまうため、耐力を補填する別途工事が必要となり金額が増大します。
□対策方法
キッチンリフォームで多い事例は壁付け式から対面式キッチンへの変更です。
しかし前述の通りキッチンの移動には配管や電気配線を動かす必要があるため時間と費用がかかります。
現在の間取りを活かせる対面式キッチンを選択することで移動費用が抑えられます。
元のキッチンから拡張したL字型キッチンやセパレート型のキッチンは移動される手間が少ないため工事費用が安くすみます。
また、壁を取りはらうことを希望される方が多いかと思いますが、取りはらいたい理由は何でしょうか?
和室の庄司をとりはらったり、壁に窓を作るなど、他の工夫によって部屋は広く見えます。
耐力壁を取り払うにはコストが大きいため、お悩みに合わせた別の方法を選択されることをおすすめいたします。
□最後に
間取り変更のリフォームは大がかりであるため工事費用、時間がかかります。
節約できるところはないか、ご自身で見直すとともに専門業者に相談してみてください。