建築コラム

注文住宅を建てる上で気になる費用の相場について

「注文住宅って何となく高いような気がするけれど、どのくらいの相場なのだろう?」 注文住宅のお考えの際にはこのような疑問をお持ちになるかもしれません。 住宅費用というのは人生の中でも大きな支出の一つとして数えられていますので、気にせずにはいられませんよね。 そこで今回は、注文住宅の費用に関してお話いたします。

◎注文住宅の費用の相場
注文住宅の建築に必要な料金の平均は3300万円程となっています。 都道府県によっては多少異なってはきますが、2000万円台後半から3000万円台前半になっているところがほとんどです。 ただ、注文住宅は取り入れるものや間取りによっても大きく費用に幅があるのが特徴ですので、参考程度にして一度見積もりでどの程度の費用が必要なのかということを計算してみましょう。

◎注文住宅にかかる費用の内訳
○本体工事費用
本体工事費用というのは、建物そのものにかかる費用のことであり、注文住宅の価格として記されているのはこの部分の費用のことが多いです。 仮設工事費用・基礎工事費用・外装工事といった建築にかかる工程の費用が含まれます。 相場としては全体でかかる費用の4分の3程度で、2400万円程です。広告で表示されている価格は、実際には3割程高くなることがありますので注意しましょう。

○別途工事費用
本体工事費用に追加してかかるのがこの別途工事費用です。 古い建物を取り壊す必要がある場合や地盤の改良が必要な場合などには家を建てる以外にも行う作業があり、住宅を建てる際にはこういった費用も行旅しておかなくてはなりません。 また、購入した家電や家具などを取りつけることにも費用が必要になります。 こういった別途工事費用は全体の2割前後つまり600万円程必要になりますので、忘れずに確保しておきましょう。

○諸費用
注文住宅に限らず住宅の建築や購入においてはその前後に支払わなければならない費用というものが存在します。 たとえば、土地や住宅の所有者を登記簿に記載する際には『登記手数料』というものがかかります。 また、売買契約書や工事請負契約書を作成する際には『印紙税』というものが必要です。 そして住宅の取得にあたっては消費税もかかってきます。 このような税金や手数料以外のものとして、引っ越しや仮住まいに費用がかかることは想像がつきやすいでしょう。 相場としては工事費用の5%前後と言われていますが、ほとんどが現金での支払いによるものとなり、条件によっても変動が大きいので工事費用の1割程を確保しておくのが無難でしょう。

◎最後に
今回は、注文住宅における費用の相場とその内訳についてご紹介いたしました。

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