建築コラム

水回りリフォームはまとめて行おう!

住宅のリフォームは、住んでいて使い勝手を悪く感じたり、気になる箇所を細かく作りかえることができ便利です。

家族構成が変わったりライフスタイルに変更があったりして住居の間取りや機能を変更したいと考えるケースもあります。

リフォームしたい箇所の上位に挙がるものが、浴室・浴槽・洗面所などの水周りです。

設置時期が同じようなためか似たような進度で劣化が進むことが多いのですが、とりあえず洗面所だけ、浴室だけと考えがちです。

しかし、こういった場合まとめてリフォームするとお得なことが多いのです。

水周りの機器や配管などのメーカーは共通していることも多いので、浴室+洗面所+給湯器などを一緒に行うと費用や手間を節約することができ、結果的にお得に行うことができる場合が非常に多いです。

リフォームの費用は、実際に使われる材料費・工事費などの他に、人件費・交通費・見積もり費・準備費なども含まれます。

どうせリフォームが必要となるのでしたら、水周りという共通したものを1回の工事で行うと、手間や準備にかかる費用が1回で済み費用を削減することができます。

例えば今年は浴室と給湯器のリフォームだけをして、次の年に洗面所をリフォームするというのではムダが多く発生、トータル工事期間も長くなり、気持ち的にも煩雑となります。

規模によって異なりますが配管などの交換も寿命を考えて行うわけですから、まとめて行えば効率的で材料にもムダがありません。

またリフォーム工事で使用する器具や材料などはセットで購入すると安価になることも多く、材料費に反映させることも可能です。

浴室と洗面所は基本的に隣り合わせになっていることが多く、配管も同じようなメーカーや構造であることが多いのですが、浴室だけリフォームすると、浴室や洗面所の間取りを崩さないようにレイアウトを考えながら行わなければなりません。

浴室だけ新しくしたことで洗面所側の配管に問題が生じる可能性が出てきます。

新品配管と劣化した配管を結合するケースが出てきたり、それが問題なく行えたとしても、隣り合っている空間でインテリアに差が出るとデザイン的にも統一感がなく違和感が生じます。リフォームしたときの擬似新築感も半減してしまいます。

浴室をリフォームするときは洗面所も同時に行うと、時間的・トータル費用的に割安感があります。

このあたりは予算や工事期間中使用不可となることも考慮して、リフォーム会社とよく相談して行わなければなりません。

最近は機器メーカーもこのあたりの事情はよく知っていて、浴室と洗面所などセットで工事が容易に行えるように考えられているシステムが多いようです。

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