皆さんが暮らし始めてからずっと使用されているお風呂、一体いつ頃にリフォームするのが正解なのでしょうか?
「使えなくなったら直せばいい」こんな風にお考えの方もいらっしゃるかもしれません。
しかし実は、適切な時期を逃すと浴室リフォームには余分なお金がかかってしまうことがあります。
そこで今回は、皆さんの浴室がリフォームを必要としているかどうかを知るための3つのヒントを御紹介します。
□ サインその1:排水口が流れにくく臭う
どんなに掃除をしても排水口の流れが良くならず、どことなく嫌な臭いがする。
ご自宅の浴室がそんな状態になっていたら、リフォームを考えましょう。
というのも、掃除しても改善できない状態をそのまま放置すれば深刻な水漏れや排水の逆流を引き起こす可能性があるからです。
これらが起こると浴室以外もリフォームが必要な事態になりかねません。
-臭いの理由と対策
定期的に掃除していても、毎日水や汚れ、石鹸カスを洗い流す排水口は長い時間をかけて落ちない汚れが蓄積していくものです。
そこに菌が繁殖してヘドロ化し、悪臭を放つのです。
すでにこのサインが表れている方はリフォームを検討し、まだ大丈夫という方はこまめなお掃除を心がけて排水口を綺麗に保ちましょう。
□ サインその2:洗面所の床がふやけている
洗面所に限りませんが、湿気や水分が原因で床がぶよぶよとふやけている部分はありませんか?
例えば足ふきマットの下など、床が浮いているもしくは腐食しているように感じられる場合は、リフォームが必要であることを知らせる重要なサインです。
こちらも放置して腐食が進行すると、床材だけでなく基礎部分が傷んでしまって大掛かりなリフォームが必要になる場合がありますので、タイミングを逃さないように気を付けましょう。
-ぶよぶよの理由と対策
前述したとおり、湿気など水が原因で床がふやけます。
ですから、頻繁に水分と接触する部分に特に注意して、ふき取ることを心がけたり、珪藻土マットなどを使用したりすると良いでしょう。
すでに明らかにこのサインが見られる場合はリフォーム業者に相談しましょう。
□ サインその3:外壁に水がしみ出している
なぜ外壁の水漏れと浴室が関係あるの?という疑問を持たれる方もいらっしゃるかもしれません。
これは、浴室の配管が劣化して壁に水がしみ出している可能性があるということなのです。
浴室の位置によってはこの水漏れに気づきにくいことが多いため、浴室に気になる点がある場合は外からも点検するようにしましょう。
-劣化の理由と対策
配管の劣化に関しては、築年数が10年を超えた住宅では老朽化による劣化が生じることがあります。
皆さん自身での対策が難しいため、業者に依頼して配管と外壁を修繕しましょう。
□ まとめ
上記3つのサインのうち一つでも皆さんのお家の浴室に見られたら、なるべく早く業者へ相談することを心がけましょう。
そうすることで、余分な出費も抑えられるかもしれませんね。