皆さんはキッチンをリフォームする際に、その見た目や収納にばかり気を取られていませんか?
実は、キッチンリフォームは工夫次第で料理や皿洗いの時間を以前より短縮できるようになるのです。
毎日の家事や育児、加えてお仕事もされている方にとって、「時短」は余暇を生み出す大切なキーワードです。
そこで、時短に繋がるキッチンリフォームにはどのようなものがあるのか、その例を御紹介します。
□ 時短キッチンの特徴とは?
キッチンと言えばやはりお料理をするのに使用する場所ですが、そのお料理に費やす時間の中から無駄を省くための性能が備わっていることが重要です。
これは、備わっているキッチン機器の機能だけではなく、スペースや収納の取り方にも工夫が必要です。
□ 進化型ガスコンロ
「家を買ったときからガスコンロは替えていない」という方必見なのが、ここ数年で大きく進化したガスコンロ。
ガスコンロの使い道と言えば魚焼き、というのは実はもう古い常識なのです。
というのも、最近では魚を焼く以外にもご飯を炊いたりする機能があるのです。
これはつまり、一つの器具でご飯と魚の調理をしている間に他の作業を進めることができるということです。
□ タッチ水栓
お料理をしている間に最も多く使用するのは、やはり水道です。
料理前に手を洗うところから、食材の下準備、使った食器の洗浄まで、水道の蛇口をひねる作業というのは意外にも時間を消費しているのです。
そこでキッチンリフォーム時に取り付けることをお勧めするのが、軽く手で触れると反応して水を流してくれるタッチ水栓です。
これは、調理中の作業の中断を減らして時短に繋がるだけでなく、節水にも繋がりますね。
□ 引き出しスペース
‐取り出し式の板
皆さんは、普段の調理中にどれくらい動き回っていますか?沢山動くということはつまりその分時間も消費しているということですね。
そんな時間を省くためにもお勧めなのが、頭上の棚などに取り付けて、必要な時に下ろして使える物置板です。
この板にモノを置けるようにすることで、調理中に必要なものをいったん片付けたりといった手間や時間が省かれます。
‐ポケット付き引き出し
古いタイプの収納に多いのが、お鍋などを重ねられるようにと縦に大きく一つの空間になっているもの。
これは、その時に必要なものだけを取り出すのに非常に不便な構造です。
そこでリフォーム時にお勧めしたいのが、収納の中にポケットを付けて細かいものをしまえるようにしたり、段で別れた引き出し式にしたりしてモノを仕分けすることです。
そうすることで、モノを探す時間と手間が省けますね。
いかがでしたか?
キッチンをリフォームすることは、ただ新しいキッチンを手に入れるということではなくその後の皆さんの時間を大切にすることにも繋がります。
忙しい皆さんこそ是非検討してみて下さい。