キッチンをリフォームして「もっと使い勝手の良いもの、オシャレなものにしたい」と考えている主婦の方は、沢山いらっしゃいますよね。
しかし実際のところどれくらいの費用が掛かるものなのか、場合によりけりで見積もりを出さなければ予測するのが難しいものです。
そんな中で今回は、「えっ!こんな理由で?!」と驚くような、リフォーム費用を高くしてしまう意外な事例を御紹介します。
□ 住宅の立地
基本的にリフォームの工事費用は、キッチンに限らず関わる業者の数が増えるほど高くなると言われています。
そこで確認していただきたいのが、皆さんの住まいの立地条件です。
住居の立地次第では、大型のトラックによる資材搬入が難しいというケースがあります。
これは結局、小型のトラックによる搬入を何度も行わなければならないという事態を招き、予想外に費用が高くなる可能性があります。
□ ちょっとした移動でも大規模工事に
続いて、キッチンのリフォームに特化したポイントとして事前に押さえておいていただきたいのが、「キッチンの向きを変えたり、少しでも移動させたりするリフォームは費用が高くなる」という傾向があることです。
これは、キッチンの仕様上どうしても配管や水回り設備との兼ね合いがあるため、向きを変えるだけ、少し移動するだけ、と言っても中々簡単に済ませられる工事ではない場合が多いからです。
新しいキッチンに買い替えるわけでなくとも、一度床下の配管工事や電気工事にも及ばなければならないことがあります。
そうなると、基礎工事を含む大掛かりな作業となってしまう場合があるのです。
□ 想定外のあれこれ
キッチンのリフォーム時に多いのが、工事を始めてから想定外のトラブルが発見されることがあることです。
これはキッチンが水を多く使用する場であることに起因し、湿気による設備の不具合や、床下のカビ、腐食などが挙げられます。
これらのトラブルは、キッチンを実際に解体、取り外ししてみないと確認できない場合が多いのです。
見積もりで伝えられていた金額にそのトラブルに対応するための工事費が上乗せされていくため、元々の予算を大幅にオーバーする結果になることがあります。
□ まとめ
いかがでしたか?
キッチンの設備そのものの値段ではなく、それ以外にも費用が高くなる要因は沢山あります。
予算オーバーで苦しい結果に終わることが無く、このような事態を可能な限り防ぐためにも、事前にどのようなトラブルが有り得るかを想定して予算に反映させておきましょう。