家を建てようとお考えの皆さんの中で、「土地探し」に悩んでいる方は多いことでしょう。
“こんな場所がいい”、”これくらい価格がいい”などの希望はあっても、それに見合う場所を探すのは、とても大変なことなのです。
注文住宅を建てるにあたり、最も時間がかかる所でもあります。実際に半年〜1年ぐらい土地を探し続けるのが普通ですし、中には1年以上探している人もいます。
今回はそれだけ大変な「土地探し」において、注意すべき点を紹介したいと思います。
「土地探し」の軸としてうまく活用し、その軸をもとに「土地探し」をすることでより効率的な「土地探し」をしていきましょう!
1、街並みや周辺環境
自分もしくは家族の生活に周辺の環境が合うかどうかきちんと見ておきましょう。
例えば、駅からの距離や時間ごとの人通り、交通状況、学校までの距離、病院や公園などの有無、治安など多岐に渡ります。
これに関しては、家族であらかじめ重要視する点とその優先順位を決めておきましょう。
2、隣地の状況
住むとなるとご近所さんとの付き合いは必須になってきます。
したがって、土地選びの際にもしっかり見ておく必要があるでしょう。
特に、隣が宗教団体や政治団体の場合は注意しましょう。価格が安いとしても、住み始めてからしつこい勧誘などがあると苦労します。
3、日当たり、風通し
日当たりや風通しは、生活の質に大きく影響しています。
あまりにも日当たりが悪く、風通しが悪ければ、ほこりやカビが発生しやすいので、健康面への影響も心配になってきます。
これらは家の向き(南向き北向き)も関係がありますが、隣地の建物の高さや道路の状況などによっても変わってくることですので、現地でよく確認しておく必要があります。
4、水の流れ
一見忘れてしまいがちな要素ですが、かなり重要なポイントです。
周りよりも低い土地の場合水はけは悪くなってしまいます。
雨が降ったあとに現地に赴くのも必要かもしれません。
5、その土地の外部評価
これは、非常に重要になってくる側面です。不動産会社から説明はあるかと思いますが、予め知っておきましょう。
例えば、都市計画道路にその土地が含まれていたり、市街化調整区域であったりといったようなことが挙げられます。
前者の場合は、将来立ち退きを求められることもありますのでオススメできませんが、後者は、「特段の理由がない限り、その土地を人に売れない」という条件がついた土地のことであり、立地はとても優良であるにも関わらず、安い土地です。すぐに手放す予定がないのであれば、非常にオススメです。
いかがでしたか?
考慮しなければならない点は多いですが、不動産会社としっかり相談しながら、実際に土地も見にいき、後悔のない土地選びをしていきましょう。