建築コラム

5分で学ぶ注文住宅!快適な家とは 空気環境編

「自分たちだけの家を建てたい」という想いから、注文住宅をお考えの方も多いのではないでしょうか?

では、どんな家が良い家なのでしょうか?
間取りや、便利な設備、好みのインテリアなど人によってその定義は様々でしょう。しかし、目に見えない大切なポイントがあります。小さいお子さんがいらっしゃる方は特に重要かもしれません。

それは、「空気環境」です。
今回は、この大切な「空気環境」についてお話ししたいと思います。

「空気環境」と聞くと夏は涼しくて、冬は暖かいなど、温度について考える方が多いと思います。確かに、それも非常に重要です。

しかし、「調湿や空気清浄」を忘れてはいけません。
心地よい温度に加え、湿度と清浄な空気、それらすべてが満たされて初めて「空気環境が整った家」なのです。

ではなぜ「調湿や空気清浄」が重要なのでしょうか?
それは、その家に住む人、特にお子さんの健康面に影響を与えるからです。

「シックハウス症候群」という言葉をご存知でしょうか?
住まいの中での室内空気汚染による健康被害は深刻な問題となっています。
症状としては、頭痛、喉の痛み、目の痛み、鼻炎、呼吸器障害、皮膚炎など多岐に渡ります。これらは、「調湿や空気清浄」が出来ていないために、ダニやカビなどの「ハウスダスト」が発生しやすいことが原因とされています。

「窓を開けて換気を行えばいい」そうお考えの方もいらっしゃると思います。
しかし、花粉や、排気ガス、PM2.5などによって、もはや“外の綺麗な空気”は存在しなくなっています。換気をすることで、かえって室内空気が汚染されてしまうのです。

したがって、建築段階で室内空気環境が汚れにくい工夫をする必要があるのです。
このメリットは、健康面のみならず、空気環境が整った住宅を建てた方の中では、「家の中のホコリが劇的に少なくなり、掃除が楽になる。」「掃除機のパック交換の回数が減った。」と言った声も多くあるそうです。

今後かなりの時間を、大切な家族と過ごす家。建てる際には注意が必要ですね。
「空気環境」を整えることは、単に室温的に心地よいだけではなく、健康や生活の質にも影響してくるのです。

建築材や建築構造、間取りなど対策の幅はかなり大きいですので、建設業者の方とじっくり相談すること、またそう言った提案をしてくれる会社を選ぶことをお勧めします。

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