建築コラム

吹き抜けのある注文住宅を建てたい!知っておく点とは?|メリット編

注文住宅を作る際、「家の中に吹き抜けを作りたい!」という方もいらっしゃると思います。
しかし、吹き抜けを取り入れれば、どんなメリット・デメリットがあるかということを詳しく知らない方も多いのではないでしょうか。

そこで、今回と次回に分けて吹き抜けのメリットとデメリットをご紹介します。

・そもそも吹き抜けとは

メリットを見る前に、そもそも吹き抜けとは何か見ておきましょう。
吹き抜けとは、建物の1階から数階に渡って天井がなく、上下が繋がっている空間のことを指します。

上の階と下の階で空間が繋がっているので、お部屋を広く見せることもできますし、デザイン的にもオシャレになります。

それではメリットを見ていきましょう。

・開放感が得られる

広い土地で家を建てた場合、お部屋自体も広くなりますよね。
しかし、人間は平面上のスケールにも広さを感じますが、高さ的なスケールにも広さを感じます。

そのため、あまり広いお家を建てられなかったという場合でも、吹き抜けを作れば実際の面積は変わらないので、お部屋を広く見せることはできます。

もし家のリビングを吹き抜けにすれば、視界が上の方にどんどん広がるので開放感溢れるリビングを手に入れることができますよ。

・太陽の光が入ってくる

吹き抜けを作ることで、部屋の奥の方まで日の光が入ってきやすくなります。
住宅地で近隣との家間隔が狭い場合や、太陽の光が入りやすい南側に家があるといった場合、お昼の時間帯でも1階のリビングに日の光が入ってきづらくなりますよね。

そうなれば、昼間なのにお部屋の電気を付けないといけなくなり、電気代がかさんでしまいます。
そんな時も吹き抜けを取り入れれば、たとえ近隣に家が密集していても、2階部分の窓から日の光を取り入れることができますよね。
家族団らんで過ごす日曜の昼間も、日の光が差し込む所でのんびりできそうですね。

・家族がどこにいるか察知することができる

お子様が居るご家庭でしたら、お母様はどこにお子様が居るのか常に把握しておきたいものですよね。

吹き抜けを作れば1階部分と2階部分が繋がるので、家事をしながらでもお子さんがどこにいるか察知することができます。
何か物音が聞こえた時も咄嗟に反応して駆けつけることができます。

また、声も届きやすくなるので、1階から2階の部屋に居るご家族に声を掛けることも容易になりますよね。
些細なことでも声を掛け合っていくことで、家族間のコミュニケーションも深まっていくことでしょう。

 

いかがでしたか。
次回は、デメリットをご紹介します。

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