建築コラム

注文住宅を建てる時、広い家と狭い家どっちがいい!? Part4 狭い家のデメリット

前回は、狭い家に住むことのメリットについてお話しました。
費用を抑えることができたり、家事にかける時間を減らすことができたりするのでしたね。
しかし、狭い家にもデメリットはあります。
今回は、狭い家のデメリットをご紹介します。

・収納スペースが少ない

狭い家の弊害として、まず収納スペースが少ないことが挙げられます。
余分なスペースが無いため、収納に費やすスペースを確保することが難しいのです。
裏を返せば、物を減らさざるをえないので、本当に必要なものだけを買えることはメリットと言えるかもしれません。

・子供の遊び場が少ない

小さい子供がいる家庭では、子供達の遊ぶ場所を確保しなければなりません。
しかし、狭い家の場合、多くはそのスペースを確保できません。
子供達に「ここが自分達の遊び場だ」と認識させてあげられるように、小さくても良いので専用のスペースを作ってあげる必要があります。

・家具を希望通りに揃えられないこともある

部屋が狭いことで家具を希望通りに置けない、といったデメリットもあります。
また、逆に、自分達の好きな家具を全て置いてしまうと、リビングが家具で溢れかえってしまうこともあるのです。
その大きさのその家具で良いのか、広い家に比べるとより吟味して決める必要があるでしょう。

・部屋の配置が希望通りにならなかったり、吹き抜けを作れなかったりすることがある

スペースが限られているので、自分たちの希望通りに部屋を配置できないことがあります。
また、吹き抜けを作ると、さらに延べ床面積が小さくなってしまうため、家が狭いという理由で、吹き抜けを作ることは断念するしかないこともあるのです。

・完成までに時間がかかってしまうことも

早く住みたいという理由で狭い家を建築する場合、建築現場のスペースが小さいと逆に建築に時間がかかってしまうことがあります。
これは、資材などを運ぶスペースがなかったり、効率的に建築を進めることができなかったりすることに起因するのです。


いかがでしたか。
狭い家は、やはりスペースが無いことによるデメリットが多くあります。
狭いスペースをいかに有効活用するかが焦点になってきますね。

今回まで、広い家と狭い家のメリット・デメリットを見てきました。
それぞれにメリットとデメリットがあり、どの大きさの家にするのか難しいですが、今回の記事を参考にして、自分たちのライフスタイルに合った家を建築しましょう!

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