建築コラム

注文住宅を建てる時、広い家と狭い家どっちがいい!? Part3 狭い家のメリット

前回は、広い家に住むことのデメリットについてお話しました。
お金がかかることや動線が長くなってしまうことなどが挙げられましたね。
これらのデメリットを解決するにはどうしたら良いでしょうか。
これを解決するのが狭い家なのです。
今回は、狭い家のメリットをご紹介します。


・費用を抑えられる

建築費用はもちろんのこと、税金や光熱費を抑えることができます。
建築費用が少なくなれば、住宅ローンの負担を抑えることができ、金銭的にゆとりを持った生活を送ることができるのです。
そのお金を自分達の趣味に使っても良いですし、家にこだわりたい箇所がある場合はそこにお金をかけてもいいでしょう。

・家事の動線が短く、家事の時間を短縮することができる

家がコンパクトになることによって、掃除や手入れをしなければいけない箇所が減ります。
1日の掃除時間は少ししか変わらないかもしれませんが、年単位などで考えるとかなりの時間を狭い家では節約することができるのです。
また、洗濯も、干すスペースが近くにあれば、より時間を短縮することができます。
それら時間を有意義に使うことができれば、より良い生活を送ることができるでしょう。

・建物を敷地いっぱいに建てないことで、風や光を通しやすい

仮に、敷地があまり大きくない場所に広い家を建ててしまうと、隣の家との距離が近くなってしまい、風や光をあまり通さないことがあります。
そこで、少し狭めの家を建て、隣の家と適度に距離を保つことで、光や風を多く取り込むことができ、気持ちよく生活できる環境を整えることができるのです。

・高齢になった時や子供の独立後にも対応できる

広い家に住んでいると、高齢になった時に、家の中の移動でさえ大変に感じてしまうかもしれません。
また、子供たちが独立した後に、子供部屋が残されていると活用されない部屋が出てきてしまいます。
狭い家に住むことによって、それらを最小限に留めることができるのです。
将来を見据えて家を決めても良いかもしれませんね。

いかがでしたか。
狭い家に住むことで、費用を抑えられるのはもちろんのこと、他にも様々なメリットがあります。
今現在だけではなく、子供たちが独立した後や、自分達が高齢になった時のことも考えて、家を建てるのも良いでしょう。
もしくは、そのような状況になった時に、リノベーションをしやすいよう子供部屋を設計するのも1つの案かもしれませんね。
次回は反対に、狭い家のデメリットをお話します。

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