建築コラム

注文住宅を建てる時、広い家と狭い家どっちがいい!? Part2 広い家のデメリット

前回は、広い家に住むことのメリットについてお話しました。
広々としたリビングを作ることができたり、自分専用の部屋を確保することができたりするのでしたね。
また、広い部屋で過ごすことで、開放的な気分を味わうこともできるとのことでした。
しかし、広い家に住むことは、メリットだけではありません。
今回は、広い家に住むことのデメリットについてご紹介します。

・お金がかかる

広い家に住むということは、家の建築費の他にも広い土地が必要になってくるため、その分の土地代もかかります。
それだけではなく、家が広くなればその分税金が増えたり、多くの光熱費がかかったりしてくるのです。
また、広い土地を確保するために、土地が安く駅から離れた地域に家を建てたら、交通の不便を感じるかもしれません。

・家事の動線が長くなる。

広い家の場合、どうしても家事の動線が長くなる傾向があります。
洗濯機が置いてある洗面所から、干す場所までの距離が遠いのは嫌ですよね。
毎日の家事で動線が長くなってしまうと、それをストレスに感じてしまうことがあります。
せっかく広いスペースがあるのに、家事でストレスを感じるのは損ですよね。
新築で家を建てる時は、家事の動線をしっかりと考慮しましょう。

・空いている部屋が多いと寂しくなる

子供達に1人1つずつ部屋を与えていた場合、子供たちが独立した後はその部屋が空き部屋になってしまいます。
空き部屋の数が増えるとその部屋の意味がなくなり、どこか寂しさを感じてしまうこともあるでしょう。
空き部屋ができた時の活用法を考える必要がありますね。

・管理に手間がかかる

広い庭を持っている場合、雑草の処理など手間がかかります。
また、メリットで収納スペースが多いことをお伝えしましたが、逆に多いがためにどこへしまっているのか分からなくなり、管理が難しくなる可能性もあるのです。
どこに何をしまうのか、しっかりと決めて活用する必要がありますね。


いかがでしたか。
広い家には、お金がかかるのはもちろんのこと、家事の動線が長くなってしまったり、管理に手間がかかってしまったりしてしまうというデメリットがあります。
また、広いがために、空いている空間があると寂しさを感じてしまうこともあるのです。
メリットとデメリットを考えた上で、広い家に住む必要がありますね。
次回からは、狭い家に住むことのメリット・デメリットをご紹介します。

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