最近は住宅を建てる上で省電力が1つのブームとなっており太陽光発電等が非常に重要視されています。
そのため省電力をしやすい家と聞くと太陽光発電を取り入れた家と言うイメージを持つ人が多いものですが実際にはそれだけではありません。
省電力を考える際に重要な事は効率的な冷暖房が行えるようにすることです。
電力のほとんどは0暖房費に費やされる場合が多くこの冷暖房効率を高めることで電力を削減することにつながります。
その上環境にやさしい家を作ることにもつながります。
中でも非常に重要なのが住宅の構造です。
日本の家では古くから壁の中に断熱材を入れる工法が主流でした。
しかしこの工法では屋根や地面からの熱を完全に遮断することができず、その分0暖房費が余計にかかってしまうと言う実態がありました。
そのため近年では海外の家でよく使われる外断熱と言う方法が広く採用されています。
この工法では屋根や地面から入り込み熱を遮断することができ、より冷暖房効率が高まるのです。
そのため従来の方法で作られた住宅に比べより多くの電力を節約することができます。
建築コラム