大切な家族と長い時間を暮らすことになるマイホームは、快適性が大切ですが、子育て世代のファミリーにとっては子育てしやすいことも重要なポイントのひとつです。
家事をしながら子供を見守ることができることはもちろん、子供が自然に会話やお手伝い、自分のことなどをしやすい環境を作ることで、家族全員が仲良く、快適で安全に暮らすことができます。
昔の住宅でありがちな、プライベート性が高い個室を多く作る間取りは最近少なくなり、開放的で広いリビングやオープンキッチンが主流になってきています。
リビングとキッチンを一体化させて広い空間を確保しながら、子供の見守りがしやすいように、リビングの一角に、畳のスペースを作ることがおすすめです。
畳は遊びや勉強、昼寝などいろいろな用途に使うことができるので、子供の成長に合わせて使い方を変化させながらも、自分のスペースとしての意識を育てることができるので、自分のエリアで遊んだりする習慣も身につきます。
床面から40センチメートルほど高くして畳を敷き、下の部分を収納スペースにすることで、キッチンから見やすい高さで子供が遊ぶことができ、座って会話や読書をすることもできます。
収納スペースには、家の物を収納するだけでなく、子供のおもちゃや絵本をしまうスペースとして活用することで、自然にお片付けをするようになるところもポイントです。
オープンキッチンには、カウンターを設置すると、子供と目線を合わせて、近い距離で話をしながら料理や洗い物などをすることができます。
子育て中は、食事に力を入れたいという人が多いため、どうしてもキッチンに居る時間が長くなりがちですが、コミュニケーションを取りながらの家事なら、毎日楽しく過ごすことができ、料理や片付けもはかどるのでおすすめです。
オープンキッチンを子供が遊ぶ畳のスペースや広いリビングを見渡せる位置に設置することで、いつでも子供に目が届き安心です。
玄関と隣接させるウォークインクローゼットも人気です。
買い物や外出の後、さっと荷物を片付けることができ、靴や荷物、ベビーカーなどを出しっぱなしにしなくてよいので、いつでも片付いているすっきりとした玄関が実現します。
また、日常生活に必要な買い置きのストックなどをしまっておくことができるため、部屋の中に収納家具を置かずに、すっきりとした暮らしができるので、最近大変人気がある間取りです。
すっきりとした広々とした空間にする工夫と子供に目が届く間取りが人気です。