建築コラム

耐震についての基礎知識

建物は快適な居住性だけでなく、災害時への備えも必要です。

特に大陸プレートがぶつかる部分にある日本では、地震のことを考慮しないわけにはいきません。

そこで出てくるのが「耐震」というキーワードです。

しかし、「耐震」とはそもそもどういうことなのかを理解していなければ、家を建てたり購入したりするときに困ります。

その基礎知識について簡単にまとめていきましょう。


まず、建物自体のことを見ていくと、耐震性能を高めるためには、何が重要になるのかですが、工法の建物は、地震の揺れに耐えるためには、壁がバランス良く配置されているかが重要です。

もし、どこか弱い壁があれば、地震の揺れで建物にかかる負荷が、そこに集中してしまい倒壊する恐れがあります。

地震という大きなエネルギーを発生させる現象に対処するためには、力を分散して弱めることが必要なのです。

そういう意味で、建物は一般的に壁の量が多ければ多いほど地震に強くなるのです。

ただ、壁の量は面積に比例して、必要な量が変化していきます。

普通の戸建て住宅よりも壁の量が多くとも、広さがそれ以上に広いとなれば耐震性はそれほど上がらないというわけです。


それからどれだけ建物の壁を頑丈にしたとしても、その建物が建っている地盤が弱ければ意味がありません。

特に海や川、池、沼、水田や畑を埋め立てた土地は地盤が弱い場合が多いので要注意です。

たとえ、埋め立てたのが江戸時代や明治時代という、昔だとしても、そのような土地では地下水もありますし、いつまでも不安の残る土地なのです。

他所の土地から引っ越してきたので、土地の歴史というのがわからないというならば、地名に注目してみると意外とわかります。

例えば地名に「田」が使われている土地や「池」が使われている土地は、昔は田んぼや池だったという事が多いのです。

また、どうしても不安であるならば、役所や図書館で古地図を確認してみると、はっきりとわかってきます。


他に耐震で知っておくべきことといえば、老朽化の問題です。

建物に使われているコンクリートや木材は時間が経つことで老朽化し、構造上重要な部分が劣化してしまえば、耐震性は下がります。
古い建物は定期的にメンテナンスをして、耐震診断で十分な耐震性を確認していかなければ、安心してそこには住むことが出来ません。

劣化の具合がひどければ、壁を補強するといった軽い工事ではなく、基礎部分から手を加える必要も出てきます。

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