建築コラム

玄関づくりにおいて気をつけたいこと

注文住宅は家のほぼ全ての部分を自分好みに設計することができます。
玄関もその内の一つであり自由につくることが可能ですが、玄関づくりにおいては気をつけたいことがいくつかあります。

そこで今回は注文住宅の玄関づくりにおいて気をつけたいことをご紹介したいと思います。

まず挙げられるポイントとしては広さが挙げられますが、例えば玄関が狭いと、収納が大変になってしまいます。
というのも、家族で暮らしている場合、消耗品である靴というのは家族の数だけどんどん増えていきます。特に、年頃のお子様がいらっしゃる場合、流行に合わせて靴を買い足していくということがあり得ますし、小さいお子様がいらっしゃる場合においては、成長するにつれてどんどん靴を買い替えていく必要があります。今挙げた要因だけでも靴の量が非常に多くなってしまうということがわかりますので、玄関の特に収納スペースの確保は非常に重要であると言えます。

さらに、近年流行になっているのが靴の収納場所として靴箱ではなくシューズクローゼットを作ることで、シューズクローゼットは靴を履いたまま行き来ができる収納部屋で、靴のほかにもゴルフバッグやスキー用品など外出時に持っていくものを保管する場所としても機能しますのでおすすめですし、シューズクローゼットは靴を棚に並べたまま保管できるため見栄えも良く、選ぶ際にも便利です。

ただ一方で、履いた靴を保管するため、臭いがこもりがちなので、消臭効果がある壁紙を貼ったり、窓や換気扇を設置するといった対策をする必要があります。
特に梅雨の時期は湿気がこもり、場合によっては靴にカビが生えてしまうこともあるためこれらの設備は必須だと言えます。

また、玄関は住宅の顔と言われる場所ですので、上記のような玄関のにおいに気をつけるべきで、換気扇や消臭剤を設置することも重要ですが、香水やアロマなどの良いにおいがするものも設置するべきです。
これらを設置するだけで、印象がガラリと変わり、上品な印象を与えることができますのでおすすめです。

そして、玄関が狭いと、来客時には家全体が狭いような印象を与えてしまいますので、できる限り広いスペースを確保し、窮屈な印象がない玄関を作るように心がけましょう。


玄関は家の顔であり、来客時の印象を左右するのはもちろん、毎日のように通る場所でもありますので、生活の質を左右する場所でもあると思います。
ですので、玄関にはこだわるようにしましょう。

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