建築コラム

子供部屋の広さはどのくらいがベスト?

子供部屋の広さはどのぐらいがベストかと考える時に大事なことは、子供の成長を考えるという点にあります。

大人の視点から見ると子供には広すぎると思える部屋であっても、子供の成長というのは非常に早いものですから気づいた時にはあっという間に部屋が狭くなってしまっているということは珍しくありません。

子供が大きくなった時に別の広い部屋をあてがってあげることが出来るのであれば、成長に応じて部屋を変えていけばよいのですが実際にそのようなことができるのはごくわずかな人だけですから、あらかじめ余裕を持ったスペースの部屋を用意しておいたほうが無難だといえます。


そして、子供というのは大人以上にスペースを必要とするケースが多いものですから、大人が使ってみて広いと感じるぐらいの部屋を用意してあげるのがベストだと言えるでしょう。

もちろん、予算の関係などもありますから必ずしもそのように上手くいくとは限らないので、十分な空間を取ることができないといこともあることでしょうが、可能な限り子供部屋というのは広くとってあげるのがベストです。


大人の過ごす部屋というのはある日突然広さが必要となったり物が増えるといったことはそれほど多いものではありませんが、子供の場合には小学生になれば勉強机などが必要になりますし、中学生ぐらいになれば場所をとる趣味を持つようなこともあります。

高校生ともなってくると体も大きくなるので、小さな子供に合わせた部屋だと手狭になってしまうのであらかじめ余裕が必要となるのです。


また、将来のことを考えて習い事などをさせる場合にも子供部屋の広さというのは重要となり、習い事の定番となるピアノなどを始めさせるときにも大きな荷物を置くことが出来るスペースがあればスムーズに習い事を始めさせることができますから、そのような将来のビジョンを考えて部屋の広さを決めるのが良いでしょう。

子供部屋の広さを決めるのは今丁度いいサイズではなく、5年10年先を見据えた空間にしておくのが重要な事でありそれを考慮に入れた部屋づくりが重要となってきます。


大人の場合ですと5年10年先と言っても大きく変化があることはありませんが、子供の5年10年というのは大きな変化があるものとなっていますから、それを見越した少し広めの子供部屋を作っておくと成長に合わせて自然とフィットしていく部屋になるので気持ち広めぐらいにしておくのがベストとなります。

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