建築コラム

住宅を立てる上でコストカットできるポイントとは

住宅は品質の良さを追求するのはもちろんですが、予算は無限ではないのでコストを抑える必要があります。

今回はそんな住宅のコストを抑えるためのポイントをご紹介したいと思います。

まず、住宅のコストを抑えるポイントとして挙げられるのが地盤の強度です。

もともと丈夫な地盤さえあれば、住宅を建てる際に地盤改良などにコストを割かなくても済むので、コストを抑えることができます。

また、必要最低限の設備を揃えることは必須ですが、細かなところ、例えば、窓のデザインなどに凝らないことも、コストカットを行う上で大切な要素です。

そして、コストカットをするためには、コストを十分にかける必要のある箇所をピックアップし、把握しておくことが必要で、これらを知っておくことで、どこの部分のコストをカットすれば良いのかが明確になります。

上記のようなコストをかけなければならないのが構造部材の太さ、特に柱の太さで、建築基準法上は柱の太さは10.5cm角で十分ですが、安全のためには12cm角は必要となっていますので、安全性を高めるためにこういった点はしっかりと守ることをこころがけましょう。

屋根に関しては、本瓦葺きが必要で、カラーベストやコロニアル、鉄板系の屋根材は、十数年で塗装替えが必要になりますが、本瓦葺きはメンテナンスの必要がないので経済的です。ですので、初期投資は大きいですが、将来的なことを考えると、コストカットにつながる部分であると言えます。

断熱材を十分設置すると共に、窓を断熱サッシにすることで、冷暖房効率を上げることができ、光熱費や燃料費を抑えることができる住宅をつくることができますので、省エネにもつながります。

また、住宅を立てる際の建材などについては、あえて良いものを選ぶことで、メンテナンスの回数を少なく済ますことができるので、長期的な視点で見ると、コストカットになります。ですので、耐久性が高く、交換や再塗装のサイクルが長い内装・外装材がコストカットを行う上で適していると言えます。

これまで住宅を立てる際のコストカットのポイントをご紹介してきました。
コストカットできる部分がこれだけ多くあるので、コストを抑えようと思えば、大幅にコストカットすることも可能であると思います。
ですが、こだわる部分や耐久性に関しては、後々後悔する可能性もありますので、何が重要なのかを見極めるようにしましょう。
適度にコストカットを行うことで、コストを抑えつつ、不便のない家に住むようにしましょう。

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