建築コラム

今流行のLEDって?

最近では、LED電球が使用されることが多くなっています。
LEDには、様々な利点があり、一般家庭にも多く普及してきています。


まず、最大の利点は、消費電力が少ないことです。

一般的に、LEDの消費電力量は、白熱電球の20%〜25%といわれており、蛍光灯の約50%〜60%といわれています。
このことから電気使用量を減らし、二酸化炭素の排出量削減にも大きく貢献し、地球温暖化防止にも大きな役割を果たしつつあります。
なにより電気代の節約になります。

ちなみにLEDの消費電力量が少なくてすむのには、電気を無駄にしない仕組みにあります。
他の照明器具とは異なり電気をほぼ光に変換できているからです。
したがって、発光してもあまり発熱しないことも特徴で、発熱による影響で設置できなかった場所にも設置ができる場合もあります。

また、発行する光にも特徴があります。
紫外線をほとんど含まないので、日焼けなどが気になるものに照射しても劣化がしにくいです。
併せて、昆虫は紫外線に引き寄せられるのでそれを防ぐこともできます。
なので、虫が苦手な人にも安心です。
屋外での使用にも適しています。


そして、高寿命であること。

一般的に白熱電球の寿命は約1000〜2000時間といわれ、蛍光灯の寿命は約6000〜12000時間程度といわれています。
それに対してLEDの寿命は約4〜6万時間と、とても長いのが特徴です。
1日10時間の使用で1カ月300時間。
1年で3600時間とすると、10年〜15年ももつ計算となります。
したがって、交換する頻度が少なくて済むので、交換に手間のかかる高所での使用にも適していますし、お年寄りや体の不自由な方にも安心です。
また、白熱電球は寿命になると突然切れて困ることがありますが、LEDは、寿命になると照度が落ちてくるだけなので、切れる前に交換などの対応が取れます。


さらに、生活に使う上では、調光・発色を変えられるというのも大きなメリットです。

LEDの照明器具には、「調光」という機能が付いたものが多くみられます。
調光とは光の明るさを調節すること。

調光機能付きのLED照明器具なら、ほとんどの製品で0〜100%まで自由に調節することができます。

昼間のように外部が明るいときは部屋の明るさを落とし、暗くなってきたら明るくするなど、外部の光を器具についているセンサーが感知。

この調光と調色という二つの機能を使えば、朝は昼光色で明るめにして、夕方から夜にかけては電球色でやや抑え気味にするなど、ボタン操作一つで変えることができます。

生活に合わせて空間の雰囲気を切り替えられるので、落ち着いた空間にすることができます。

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