フローリングの色を変えるだけで、部屋の印象がかなり違って見えます。
フローリングの色がどのような印象を与えるかを整理しておけば、部屋作りの際に大いに役立ちますので見てみましょう。
まず、ダーク色のフローリングを選んでリフォームすれば、部屋全体が落ち着いた雰囲気になります。
これにダーク色のドアやインテリアを組み合わせるとクラシックな印象になるので、エスニックやアジアンスタイルの部屋作りができます。
落ち着いた雰囲気のコーディネートをしたいのならダーク色のフローリングを選ぶのがお勧めです。
ダーク色のフローリングには白色のドアとインテリアを組み合わせると床の色が際立ちメリハリのあるシックモダンの部屋になります。
次に、ライト色のフローリングを選んでリフォームすれば、ナチュラルで明るい雰囲気の部屋になります。
ライト色のドアとインテリアを組み合わるとナチュラルテイストになり、ナチュラルテイストをベースに今大人気の北欧スタイルにアレンジすることも出来ます。
どんな家具にも合わせやすいことから人気の高いコーディネートです。
ドアとインテリアを白色にし、家具や照明の選び方を工夫すればクラシックスタイルにもモダンスタイルにも印象を変えることが出来ます。
淡い色のフローリングは木目の強さでイメージを大きく変えることが出来るので、個性的な部屋作りがしたい時は木目の目立つものを取り入れてみましょう。
ダーク色のドアとインテリアにするとシャープでモダンな印象になります。
床の明るさが光を部屋の隅々まで行き渡らせ部屋全体の雰囲気を明るくしてくれるのでダークな色の家具を置いても部屋が暗くなりません。
最後に、中間色の床は、ホコリや傷の目立ち度は、可もなく不可もなく、上手にまとめれば完成度の高い空間を作ることができます。
ドアと家具の色味を中間色のフローリングと揃えると、部屋全体がまとまりのある印象に仕上がります。
オーソドックスですが飽きの来ない住環境を作ることが可能となります。
中間色の床にする場合は、今持っている家具との相性も考えながら、「中間色のフローリングに合うかどうか」を吟味するようにしてください。
そして、どのフローリングにも言えることですが、フローリング選びの際には必ず実物サンプルを用意してもらいじっくり選ぶように心がけましょう。
近くにショールームがあるのなら行ってみるのもお勧めです。
実際の家具との色味や光が当たった時のイメージが描きやすくなります。
以上のことを踏まえ、素敵なフローリング選びをしてくださいね!
建築コラム