ガスコンロとIHコンロではそれぞれにメリットとデメリットが有りますから、それらの違いをよく理解した上でどちらのほうが利点があるかを考えて選ぶと失敗がなくなります。
まず、ガスコンロの利点ですが直接炎が出て調理をすることができるので、高火力を得ることができ火力が必要な料理などをおいしく調理することができるという点にあります。
次に加熱が早いので、料理ができあがるまでの時間が短いというのも利点の一つとなります。
ごく一般的な調理機器であるため、直感的に使い方を理解することができるので初めて使うタイプのものであっても、悩むことなく使うことができるというのも利点の一つと言えるでしょう。
デメリットとしては直接炎がでるので、引火の可能性があるということです。
IHコンロでも引火をしないということはありませんが、ガスコンロの場合には直接炎が出ているわけですからそこに何か触れるとすぐに火がついてしまうというのは大きな欠点と言えるでしょう。
特に揚げ物などをする場合には、細心の注意を払う必要があり火の扱いに気をつけなければなりません。
ただしこれはガスコンロが危険というわけではなく、IHコンロと比較をした場合のデメリットであるため特別危険性が高いわけではないことを理解しておきましょう。
IHコンロはなんといっても火を使わないので、引火などの可能性が低くなり事故のリスクが減るというものがあります。
もちろん、可能性はゼロではありませんが直接火を扱うわけではないので簡単に引火することがないというのは、大きな安心感があるものです。
特に高齢者や子供の場合には、火の扱いが心配だけに高い安心感を得ることができます。
調理する場所がフラットになっているので、清潔さを保つのもそれほど難しいものではなく調理スペースも増えるので効率よく調理ができるのもメリットです。
欠点としては、まだまだ一般的な機器ではないので扱いに慣れが必要という点にあり、火で煽りながら調理をするという事ができないので使ったことがない人にとっては扱いづらいという欠点があります。
このようにこれらのふたつはどちらも一長一短のあるものとなっているため、どちらが有利というものではなく人それぞれ利点が大きいと思われる方を選んで活用することが、生活を便利にするための秘訣となりますのでそれぞれの長所と短所をよく理解しておきましょう。
どちらが良いと決めつけるのではなく、しっかり比較をするのが大切です。
建築コラム