2019年10月

注文住宅と分譲住宅、どんな違いがあるのかを工務店が解説

「新築には注文住宅と分譲住宅というのがあるらしいけれども、違いは何なのだろうか?」
新しく住まいを手に入れる際には、このどちらにするかということを選択しますよね。
しかし、違いがわからないと決めきれないかもしれません。
そこで今回は、注文住宅と分譲住宅の異なる観点について紹介いたします。


□注文住宅と分譲住宅の違いについて

*自由度が高いのは注文住宅

一つ目の異なる観点は自由度の高さです。
分譲住宅では、家屋がどのような状態かという間取りや設備などが予め定まっています。
一方で、注文住宅は、契約があってはじめて形を決めていくのです。
お客様の意見を踏まえながら形にしていきますので、希望を最大限実現させることができます。
物件を探す中で、ご自身のイメージに沿ったものが見つからないこともあるかもしれません。
その場合には、注文住宅によって、思い通りの住まいにしていくというが良いでしょう。

*料金が確定している分譲住宅に対して…

二つ目の異なる観点は金額の幅です。
分譲住宅はご存知の通り間取りや設備などは予め定まっており、価格が決まっています。
一方で、注文住宅は大きく幅があるのが特徴です。
資金繰りが難しいのでなるべく節約したいというのであれば削減するというのもできます。
また、逆に投資して高級なものを取り入れることも可能です。
つまり資金繰りを踏まえて価格を決められるという点で大きく異なります。

*入居までの期間でも差があります

三つ目の異なる観点は入居するまでにどのくらいかかるかです。
分譲住宅に関しては、もうでき上がっている、あるいは、あとは着工するだけという状態ですから、早ければ契約後すぐに住み始めることもできます。
長くても数か月というところでしょう。
一方で、注文住宅に関してはご自身の考えを組み込む段階もあります。
これには数か月かかると言われており、当然まだ着工はしていませんので、全体として半年はかかると考えるのが良いでしょう。
そして、独自の材料や工法で作業をすることもある関係で、施工についても時間のかかる傾向があります。
急な引っ越しなどですぐに転居しないといけない場合には、分譲住宅の購入の方がスムーズです。


□まとめ

今回は、注文住宅と分譲住宅の異なる観点について紹介いたしました。
大きな差としては、自由度の高さ・費用の幅・入居までの期間の三つを押さえておくと良いでしょう。
もちろん他にも違いは見受けられますので、それぞれの特徴を把握して、ご自身の向いている方を選んでいくのがおすすめです。

トイレリフォームを放置することで起こる問題とおすすめのタイミング

「この家に住んでからもう長くなるけれども、トイレもリフォームした方が良いのだろうか?」
機器がまだ使える状態であればタイミングを見極めるのは難しいですよね。
しかし、定期的なリフォームをせずに放置し続けるのも良くないものです。
今回は、リフォームを放置することで起こる問題とおすすめのタイミングについてご紹介いたします。


□トイレリフォームを放置することの問題点は?

リフォーム工事をしないままにしておくと、素材の劣化に伴って、水漏れが生じることもあります。
床材は水に強いものが使われていることが多いですが、それでも腐食を加速させるものです。
また、湿気があると、健康を害するカビが発生するかもしれません。

さらに、傷みが激しくなると、トイレ以外の部分にも影響を及ぼすことがあります。
たとえば、構造部の木材や鉄も湿気が高い状態になると、さびやすくなり、大きく耐久性が低下してしまうのです。
仮にそれほどひどくはなくても、より大規模に改修する必要が出てくる可能性があります。
前もって修繕することで、問題なく使える状態にするだけにとどまらず、他の部分の劣化も抑制できるのです。


□リフォームを行うおすすめのタイミング

ここまで放置しておくことのリスクについてお話ししました。
リフォームを行うタイミングとしては以下のようなことが挙げられます。

*蓋や便座にひび割れが見受けられる

何度も使ううちに傷が広がってひびが生じることもあります。
また、勢いよく乗ったために壊れてしまうということも少なくありません。
いずれにしても劣化している証拠ですので、修理をするタイミングとしてはおすすめです。

*温水洗浄便座が故障して使えない

流すことはできるものの、温水洗浄便座が故障して使えないというご家庭もあるかもしれません。
これ自体は他の部分と比べると早く故障する傾向があります。
そのため、他の部分が傷んでいるとみなして工事を検討されるのも良いでしょう。

*設置してから20年以上が経過している

トイレのうち、洗浄便座の寿命が7~10年ほど、タンク内の部品の耐用年数が10~15年ほどと言われています。
もちろんその年数を超えても使えることはありますが、かなり傷んでいるのも確かです。
設置してから20年以上が経過している場合には、交換を考えても良いかもしれません。


□まとめ

今回は、リフォームを放置することで起こる問題とおすすめのタイミングについてご紹介いたしました。
リフォームを見極めるタイミングとしては、蓋や便座にひび割れが見受けられる点などを押さえておくようにしましょう。
また、温水洗浄便座が故障して使えない・設置してから20年以上が経過しているというのもタイミングとしてはおすすめです。

工務店と契約する際に注意点として押さえておきたいことは?

「住宅工事を工務店に依頼しようと思っているのだけれども、契約の際の注意点は何だろう?」
新築やリフォームをする際には業者に依頼する方もいらっしゃるかもしれません。
費用のかかる大がかりな工事ですから、慎重に契約を進めていきたいものですよね。
今回は、工務店と新築やリフォームの住宅工事を契約する際に注意点として押さえておきたいことをご紹介いたします。


□工務店との契約で注意しておきたいこと

*支払いのタイミングとその方法

支払いの方法は業者によって大きく異なります。
クレジットカードに対応しているところもあれば、現金のみという会社も少なくありません。
また、支払い時期についても、一括で前払い・完成時の一括払い・分割払いなどが考えられます。
特に早い時期に支払うとなると厳しいということもあるかもしれません。
その工務店がどのような支払方法でいつ入金する必要があるのかをしっかりと把握しましょう。

*見積書に書かれていることを理解する

住宅の新築やリフォームにおいては、事前にどのくらいの費用になるのかを見積もります。
そこで発行される見積書についても中身をみておくことが重要です。
一括料金となっている点があれば要注意です。
後に追加費用が請求されることのないように、曖昧なものは業者側に問い合わせておくことが大切です。
また、施工の面積や、それに伴って必要となる道具といったものの数値が細かく定められているかどうかも見ておくと良いでしょう。
業者側の丁寧さがわかる判断材料となります。

*住宅工事の概要と予定される日程

どのような工事をするのかということと、予定される日程もまた確かめておく必要があります。
特にリフォームにおいては、ご自身の生活にも影響が出ますよね。
また、車両や担当者が行き来することによって近隣の方にも迷惑をかけるものです。
どのような工事をいつにしていくのかということを契約の時点で把握し、近隣の方にも挨拶で伝えておくと揉め事も起こりにくいでしょう。


□まとめ

今回は、工務店と新築やリフォームの住宅工事を契約する際に注意点として押さえておきたいことをご紹介いたしました。
費用の面に関しては見積書が詳細であるかということに加えて、支払いの方法とタイミングも把握しておくことが大切です。
また、近隣の方に伝えるためにも、住宅工事の概要と予定される日程も知っておくのが重要です。
しっかりと準備を進めて、工事を成功させましょう。

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