2019年03月

注文住宅を建てる際に打ち合わせで話す内容は?

注文住宅を建てる際は自分の城を作るということで舞い上がり、資金調達や建築期間などに注力し、肝心の部屋の間取り・庭・カーポートなど、生活しやすいように作る点を疎かにしてしまいがちです。

家作りは長い期間を費やして行なうもので、現在の家族構成や将来のことなども考えて設計しておきたい点になります。

例えば子供が独立していなくなった場合、子供部屋はどう転用するか、あるいは子供が成長して車を所有した場合、車が複数停められるスペースがあるかなども考えておいた方がいいと思います。

 

設計事務所など、注文住宅を多く手掛けてきたところなら、それらの注文事例を多く見てきて具体案を多く持っていると考えられます。

従って現況と近未来の要望を具体的に提示したとき、参考になる設計案を多く示してくるところ頼れる設計事務所だと言え、予算と理想が近づくまで話し合うことになります。

なるだけ多くの写真などの施工事例を見せてもらい、材質を落とせば予算に合うなど着地点を見つけます。

例えば木造住宅は、木材の材質を落とすとすぐ何十万円かの単位で価格を抑えることができ、特にフローリングの床材は性能が変わらないのに見栄えが良いというだけで高価です。

 

部屋の間取りの決定はなかなか決まらないもので、施工事例を見ても希望のイメージがわかないときは、住宅メーカーが発行しているカタログなどを提示し、このような感じなどと伝えれば大体の感じがつかめ、実内容が定まって行くと考えられます。

これは壁の内装などのイメージを伝えるときにも有効で、デザイン的にも費用的にも、より具体性が出てきます。

 

ところで建築費用の総額というものは、建物本体費と付帯工事費、それに手続きに対する手数料のトータルです。

注文住宅を建てると多くの場合予算オーバーになるのはこれが原因の1つで、必ず手数料や諸経費はいくらになるかを打ち合わせの中で確認しておきましょう。

再三の打ち合わせを行っても、どうしても予算が住宅本体を建てるだけになってしまい、エクステリアやカーポートは貧弱になってしまう等のケースがあります。

このようなときは妥協せず、住宅本体を充実させ、エクステリア・カーポートを満足するものにするのは、別途費用を調達して後日施工という方法も可能です。

 

外壁などのエクステリアやカーポートは、とりあえずスペースだけを確保しておき、実際に住み始めて、どのようなものを設置するかとじっくり考えることも楽しみが増えていいですし、なにより後付け工事がいつでもできます。

しかし住宅本体の完成後の施工は難しく、費用もかかります。この点も打ち合わせのとき確認しておくと良いと考えます。

注文住宅の快適さに直結、動線を考えた間取りとは?

注文住宅を建築する際には、家事動線を考えた間取りにすることが大切です。

家事動線とは、家事をする際に今いる場所から目的の場所まで移動する経路のことをいいます。

それが長くなるほど面倒に感じることも多くなり、負担感が増してしまうのです。

特に朝や夕方は、料理や洗濯など複数の家事を同時に行うことも多くあります。

スムーズな動線にすることで、効率的に家事を行うことができるようになります。


まず、注文住宅の間取りで重要になるのは、人が集まるリビングの配置です。

最近ではリビングとダイニングキッチンが一体になっているタイプが人気ですが、これはキッチンで料理をしていてもリビングまで目が届くからです。

小さいお子さんが遊んでいても大丈夫ですし、親子のコミュニケーションも生まれるので子育て世代に人気があります。

キッチンは広ければ広いほどいいと考えている人もいると思いますが、意外と広すぎるキッチンは使い勝手が良くないこともあるので注意が必要です。

広く使うと無駄な動きも多くなるので、意外とコンパクトなキッチンの方が使いやすいといった声も聞かれます。

注文住宅を建てる際には、普段どんな風に料理をしているのかをイメージしながら設計プランを立てることが重要になります。


人によっては、キッチンは独立していた方が良いという人もいます。

料理やお菓子作りが趣味でキッチンにこもっていることが多かったり、作業をしている時は集中したいといった場合です。

独立したタイプのキッチンだとそれなりの広さを確保する必要があるので、他の部屋の配置を考える必要が生じる場合もあります。

それから玄関からキッチンまでの距離も意外と重要です。玄関からキッチンまでの距離が遠いと、重い荷物を運ばなければいけない距離が長くなります。

そういった場合には、キッチンの近くに勝手口を設けてもいいかもしれません。


それから収納棚などを設ける際には、使う場所に設置すると使い勝手がよくなります。

収納場所が遠いと、使うたびにいちいちそこまで行かなければなりません。

ですから収納家具などをあらかじめ設置する場合には、どういう使い方をするのかをしっかりと考えることが大切になります。


また、1階に寝室を設ける場合に考えなければいけないのは、布団を干す時のことです。

布団は2階のベランダで干す場合が多いと思いますが、1階から2階まで布団を持って上がるのは重労働になります。

庭に出られるようにして布団を干せる場を設けられればいいですが、そうでない場合には寝室は2階に設けた方がいいかもしれません。

注文住宅でこだわりたい、キッチンを使いやすくするアイデア

注文住宅のメリットは、自分好みの家を建てる事が出来る事です。

設計という家造りの最初の段階から参加出来るので、家に対する理想や希望を叶える事が出来ます。

ただし大抵の人は予算の都合があるため、こだわるべき所とそうでない所が生まれるケースが多いです。

もっともキッチンは、料理を作るために毎日の様に使用する家が少なくありません。

家の中でも比較的使用頻度が高いだけに、使いやすくなる様にこだわるべき場所の1つです。

 

使い勝手の良いキッチンにするためのアイデアとしてまず抑えておきたいのが、調理の流れを意識したレイアウトにする事だったりします。

調理の流れは食材を出して洗って切って加熱して、配膳するというのが基本です。

つまりコンロとシンク、冷蔵庫の3つが離れ過ぎない様に配置する事が効率的に調理するためには必要だったりします。

もっとも近ければ近い程良いという単純なものではなく、通路はきちんと確保する様にレイアウトすべきです。

特に家族で住む場合には、2人が行き来出来る様に通路幅を120センチ程度は確保した方が無難だったりします。

 

注文住宅で使い勝手の優れたキッチンにするために必要なアイデアとしては、高さにもこだわる事です。

しかも使いやすいキッチンを実現するには、頻繁に使用する人の身長を基準にしてきちんと高さを決める必要があります。

というのも低過ぎると、腰に負担が掛かってしまい調理がし難いです。

逆に高過ぎると使い難くて、肩が凝ってしまう様なキッチンとなってしまうので厄介だったりします。

 

だからこそ何となくの感覚ではなく、身長を基準にして明確に高さを決めるべきです。

程良い高さにするには、身長÷2+5センチという計算式で求める事が出来ます。

なのでこの計算式を使って、丁度良い高さにする事で調理のしやすいキッチンを実現する事が可能です。

 

使いやすいキッチンを実現するには、食器類の収納場所にもこだわる必要があります。

アイデアとしては、良く利用する物は取り出しやすい上に収納しやすい場所にする事が大事です。

具体的には目から腰の高さに収納する様にする事であり、注文住宅を建てる際はそういった収納場所の高さを意識する必要があります。

同時に使う物と、それを使う場所は出来るだけ近くにした方が効率的な調理を実現しやすいです。

 

キッチンの使いやすさを左右するアイデアとして注意が必要なのが、冷蔵庫を置く場所だったりします。

奥にするか入り口にすべきかで、悩む人が珍しくありません。

ですが奥にすると、調理中に家族が冷蔵庫の中の物を取りに来た際に邪魔になります。なので冷蔵庫は入り口付近に配置すべきです。

注文住宅をお考えの方へ、内装のポイントをご紹介

注文住宅を検討されている方もいるでしょうが、後で後悔をしないようにじっくりと検討をすることが大事です。

特に内装にはこだわりをもつことが大事で、妥協をせずに自分が住みやすい家にしてください。

お客様が理想的な注文住宅にするために、ここでは内装のポイントを紹介しているので、参考にしてもらえると嬉しいです。


納得のいく内装にするためには、モデルハウスを見学させてもらうといいでしょう。

いくら頭の中では理想のイメージがあっても、実際にモデルハウスを見学することで、今迄気づかなかったことに気づくことも多いです。

理想的なモデルハウスを見学して、どんな内装になっているかをしっかりチェックすることで、ハウスメーカーの技術も知ることができます。


担当者としっかりコミュニケーションをとることも大事です。

コミュニケーションがうまくとれないと、自分の考えがうまく伝わらず、結局出来上がってからこんなはずじゃなかったと後悔することになります。

何でも気さくに話しあえる担当者なら、自分の考えもしっかり伝えられるので、うまくいく可能性が高いです。
お客様の予算を担当者に伝えたうえで、その予算内で出来る施工を依頼することになりますが、あまり欲張ると金額も高額になるので気をつけなければいけません。

あまり欲張らずできる範囲で工夫してリーズナブルな費用で施工してもらうことが大事です。

 

注文住宅の内装では、壁がとても重要なポイントになります。

壁の素材を断熱材にすることで、一年中快適に過ごすことが可能です。

地域によって環境も大きく変わってくるので、快適性を求めるならば、地域にあわせた壁にするといいでしょう。

担当者とじっくり相談をして、アドバイスなども参考にすることが大事です。

カタログなども見せてもらいながら、総合的に判断すると失敗しなくてすみます。


内装は壁以外の場所の素材にも気をつかうことが大事です。

特にフローリングはとても重要なポイントで、快適に過ごすためにも、しっかりフローリングの素材を選ぶといいでしょう。


注文住宅の内装で気をつけることは、初めに方向性を決めておくことが大事です。

たとえば和風にしたいのならば、畳や障子にこだわりたいなど、担当者に自分の希望を伝えてください。

素人がこんなことを言うと笑われるかもなどと思い自分の希望を伝えないと、出来上がってから後悔することになります。

信頼できるスタッフならば、無理なものは無理とはっきり言ってくれたり、出来そうなものなら予算内で提案してくれるので安心です。

アフターケアもしっかりしてくれるハウスメーカーならば信頼できます。

リフォームにおいて大切な予算の考え方について解説

大切な我が家に長く快適に住み続けるためにはリフォームが欠かせません。こだわりを持って建てた住宅も、長く住んでいる間には使いにくいところが出てくることもあるし、そもそも設備機器は古くなって壊れてしまう事も考えられます。

そんな時に活用したいのがリフォームです。住みやすい快適な家にするために、どの程度予算が用意できるかを考える必要があるのですが、出来る事なら最小の予算で最大の効果を期待できる内容にしたいものです。

予算の考え方としては、当然ながら用意できる上限はどこの家庭にもある事だと思います。いくらでもお金をかけられるので最高のものにしてほしいというなら別ですが、予算の範囲で内容を決めてゆく際に、あまりあれもこれもと欲張りすぎない事が大切です。

例えば長年使い続けて古くて使い勝手の悪くなったキッチンを改修しようとするとき、最新のシステムキッチンをカタログなどで見ると、あれも欲しいこれも欲しいといろいろと夢が膨らんでしまい易いものです。確かに夢のような最新機能が備わったキッチンは憧れかもしれませんが、便利な機能を搭載したものはその分割高になります。

限られた予算で最大の効果を上げようとするなら、付ける機能は厳選する必要があります。その分同じ金額の範囲でキッチンと洗面所も同時に工事できるようになるかもしれません。

どうせリフォームするならとにかく設備機器は最新の最高のものを…とはやる気持ちは無理もない事なのですが、本当に必要な機能は何なのか、少し冷静になって考えてみる必要があるかもしれません。

また、設備機器を選ぶ際にはカタログを見て選ぶのではなく、できればメーカーのショールームを訪れて実際の設備に触れてみるのがおすすめです。雑誌やカタログで紹介されていた憧れの設備機器だけれど、ショールームで実際に手に取ってみたら意外と自分にとっては使い勝手がよくなさそう…なんてことも考えられます。

メーカーも知恵を絞ってユーザーの選ばれる魅力的なモノを作っているのですが、万人が同じ考え方になる事はありません。生活スタイルも人それぞれなので、自分のライフサイクルに合った本当に必要な機能を備えたものを選ぶことが大切になります。

特に費用をなるべく抑えようと考えたら、漠然とした憧れだけであれもこれもと選ぶのではなく、自分が利用するうえでその機能が付いていることがどれほどメリットがあるかをよく考えてから選ぶようにしましょう。

そして業者によって取り扱うメインのメーカーは異なります。その為同じランクのものでも、特定のメーカーのものを採択するなら安くできるという場合もあるので相談してみるとよいです。

注文住宅が完成するまでの期間の目安はどのくらい?

現代では家族が快適に暮らせるマイホームを手に入れるために、多くの人々が時間をかけて検討しています。

特に注目を浴びているのが、注文住宅です。

家族の人数やライフスタイルなどに合わせてぴったりの間取りや収納スペースを確保してくれますので、納得できる仕上がりを叶えることにつながっています。

 

また、地元に根ざした地域密着型の工務店では、お客様に有利となるさまざまな手厚いサービスを提供して喜ばれているのです。

自社施工のため、最初の打ち合わせからアフターメンテナンスまで一貫してサポートを受けることができて安心といえます。なんでも気軽に相談しやすいアットホームな雰囲気が最大の魅力となっているのです。


また、注文住宅に申し込んでかは完成するまでの期間を心配しているお客様も少なくありません。

子供の学校やビジネスの関係でできるだけ早く引っ越しをしたいと望んでいる人もいます。

そのようなニーズにも柔軟に対応するために、スピーディーな建設を進めているのです。期間の大体の目安としては、5ヶ月から10ヶ月ほどといえます。

土地の選定から取り掛かる場合には、さらにあと3ヶ月ほどかかるケースも多くあります。

土地や建物を選定して契約事項などに目を通す時間も必要です。費用の見積もりは無料で行なっていますので、全体の明細にも目を通して納得した上で契約書を取り交わすことが何よりも大切といえます。


さらに、一般的な住宅とは異なる注文住宅の場合、オリジナリティの高いデザインや素材が用いられることも増えているのです。

部品や木材を取り寄せる際に時間がかかることも考えられますので、時間には余裕を持って申し込むことが肝心といえます。

子供たちや高齢者の部屋を確保する際には、より安全性の高い設備を希望している家族が多く見られます。

そのような声にもじっくりと耳を傾けて最適な仕上がりを実現できるようスタッフが全力でバックアップしているのです。

口コミによる評判は非常に高く、フットワークの軽さと親身になったカウンセリングが人気の秘密となっています。

お客様の要望にできる限り応えられるよう最短期間での完成を目指して充実したサポートを提供しているのです。


このように、真剣に家を建てたいと願っているお客様の間で、地元に根ざした手厚い支援が受けられる工務店は、熱狂的な支持と信頼を寄せられています。

これからも、その人気と知名度はますます広い世代にまで浸透していくと見られているのです。

心から満足できる美しく機能性の高い仕上がりは、幅広い年代の男女に選ばれています。

リフォームにおいて多く相談が寄せられる内容をご紹介

念願叶って遂に購入したマイホームも長年住み続けると、大切に手入れしていても老朽化が進行します。
若い頃は気にならなかった廊下と部屋との段差や階段の傾斜等も高齢化に伴い、歩行時の怪我の原因に繋がります。このような状況を改善したいと考えるお客様が、リフォームの相談によく訪問いただきます。ここでは多くの相談が寄せられるリフォームの内容について御紹介致します。

最も多いのが水回り関係のリフォームです。水回りの設備はキッチンも風呂、トイレに大別されます。
キッチンではシンクの取り替えを希望される方が多いです。現状より大きい面積に拡大して洗い物がしやすく、水しぶきが飛散しにくい製品が人気です。浄水器内蔵式の蛇口も引き合いが多く、購入されるお客様が多いです。また見落としがちなのが排水パイプ周りの更新です。排水パイプは劣化しやすく排水が外部に漏れると一気に傷みが進行します。このため漏れる前に更新する事をお勧めします。
次にお風呂ですがシャワーヘッドから浴槽、ドレッサーまで一式入れ替えるケースから消耗が激しいパイプ周りのみ交換するケースまで様々です。予算との相談になりますが、一括で更新した方がトータルコストは安くなります。お風呂を新しくする相談が多い理由は、何といっても日頃の疲れが取れやすいからです。最新のお風呂は、ミストサウナやバブル機能、保温効果の高い材質の浴槽など機能も充実感しています。旧式のお風呂と違って面積の広い浴槽で肩までゆっくり浸かることが出来ます。浴室暖房機能も人気で、冬でも前もって暖房しておけば温かい状態でお風呂が使用出来ます。
トイレについては、便器をウォシュレットタイプに更新する以外にも自動開閉式の便座や冷暖房機能付きの便座もあります。節水タイプのユニットに更新すると水道代が節約出来ます。消臭機能も最近は強化され、快適にトイレを利用出来るようになります。

リフォームは古くなったマイホームを快適に過ごせるようにしてくれますが、問題は予算です。お客様自身で費用を予想するのは難しいため、専門の業者に相談されると良いでしょう。大抵の業者は無料で見積もりしてくれます。希望するリフォームのないようにを伝えれば、後はスタッフが調査検討致します。限られた予算内で実現できるようスタッフさんは親身になって取り組んでくれます。もし一つの業者だけの見積もりで不安でしたら、複数のみ業者から見積もりを取って比較する事を推奨します。値段が安いところを選びがちですが、見積もりの内容もよく確認してから選択して下さい。

リフォームにかかる値段の相場はどのくらいなのか?

住宅のリフォームをする場合には、どれぐらいの値段になるか理解しておく必要がありますが、どの部分をリフォームするかによって相場が異なります。そこで、一般的によくリフォームが行われる場所を見ていくことにします。まず、キッチンや浴室などの水回りにはどれぐらいの費用がかかるかが問題になりますが、平均的には100万円程と考えておけばよいでしょう。本体価格が70万円から80万円ぐらいで備品や設置費用を合わせると合計で100万円ぐらいになります。ただ最近は、キッチンやユニットバスでも様々な機能が増えてきており相場が若干高くなりがちです。

次に、リビングを見てみると全体的に新しくする場合には70万円ほどの額と考えておけば間違いないでしょう。まず、壁紙などがそれほどお金がかかりませんが、およそ5万円以内ですべて取り換えることが可能です。フローリングを取り換える場合には、20万円ぐらいのお金がかかると考えておくのは間違いありません。ただ、合板の場合はそれほどの金額ですがむく材を利用するとそれの3倍程のお金がかかるわけです。扉の交換やサッシの交換等も含めると70万円軽度になる傾向があるといえます。

屋根を含めた外壁のリフォームに関しては、100万円ほどのお金がかかります。そもそも外壁は、建物をまもる働きがありますので、しっかりとしたメンテナンスを行うと同時に壊れた部分を元に戻す作業が必要です。塗り替えを考えるならば、建築してから10年から15年ほど経過した時に全体的に塗料を塗る必要があります。この時には、足場の設置費用や高圧洗浄機をかけるときの費用、それに加えて全般的に塗料を3度塗りしますのでそれなりの手間がかかります。普通のペンキとは異なり、雨風に強いものを塗るため、塗料だけでもかなりのお金がかかるわけです。

屋根のリフォームは、台風などが発生した場合に行われることが多くなります。単に屋根瓦やスレートなどが飛んで行ってしまった場合はそれほどかかりませんが、全体的に葺き替える場合はスレートの場合で100万円くらい、屋根瓦の場合だとそれの2倍ぐらいの料金になることも少なくありません。当然ながら、屋根瓦がスレートに比べると耐久性が高くおよそ30年ほどは長持ちしますのでそう頻繁に新しくする必要もないでしょう。

それ以外では、玄関を新しくするパターンもありますが、扉周りだけならば40万円から50万円くらいが相場になります。玄関を明るくするため窓ガラスを設置することで、もう少し値段が高くなることもあります。

リフォームで必要な費用をなるべく安くする方法とは?

住宅のメンテナンスと言えるリフォームは、定期的に行うことで住宅を長持ちさせられます。メンテナンスをしないほうが得と考える人も一部にいますが、手入れをしないとあっという間に老朽化していきます。短期間でボロボロになると最終的に修理が必要になりますから、住み続けるにしても売却するにしてもマイナスが大きいです。こまめに修理しておけば結果的に修理費用を抑えることができるので、少しでも費用を安くしたいと考えている人は適切な時期にリフォームをしてください。

安く済ませるための基本は、必要な箇所から優先的に直していくことです。例えば水回りよりも屋根・外壁のほうが優先順位は高くなります。エクステリアから先に直していくのが基本であり、優先順位を間違ってはいけません。キッチンやバスルームを先に直してしまうことで、エクステリアの修理費用を確保できなくなる話はよく聞かれています。利便性を高めるためにキッチンなどの水回りを修繕するのは悪くはありませんが、それよりも重要なのが屋根と外壁になります。

屋根と外壁は家を長持ちさせるための要となり、紫外線や熱ダメージ・雨風から守ってくれるわけです。雨漏りすると室内環境が一気に劣悪になり、高湿度になったりカビ・シロアリが発生したりします。こうしたトラブルを放置しておくと、家を土台から傷める要因になります。エクステリア工事は外観維持のために行うものと考えるかもしれませんが、耐用年数を延ばすために必要なわけです。ずっと住み続けたい人はもちろんのこと、いずれ売却を考えている人にもおすすめです。

リフォーム費用を抑えるためには、今必要な部分から直していくことが大切となります。直したい部位をすべてピックアップすると、ほぼ間違いなく予算をオーバーすると考えてよいでしょう。予算を抑えるためには今修理するべき場所と、次回以降に回すべき場所をしっかりと決めておく必要があります。100%理想を追求するのは難しいので、どこで妥協するかがポイントとなります。場合によっては材質のグレードを下げるなどのコストカット方法も必要になるでしょう。

安く済ませるためには追加工事をしないことも重要で、あれもこれもと欲張りになってしまうと予算をあっという間にオーバーします。またすでに決定したプランを変えるのも好ましくなく、変えることによって手配する業者にも影響が出てきます。当初に決めておいた材質が不要になり、新しい材質が必要になるとなれば大きな出費になるでしょう。リフォームプランは安易に変えないことが、安く済ませるための基本となります。

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